書籍の詳細

天海陸は消えた天音姉を追って廃虚の病院へ。そこで再会した幼なじみの洋平と謎の少女とともに、現実離れした怪事件に巻き込まれる。そこから陸を救ったのは天音姉そっくりの女の子だった!!夢とウソと事実…森山大輔の描くSF伝奇ジュブナイルここに登場!!

総合評価
3.0 レビュー総数:1件
評価内訳
  • 0件
  • 0件
  • 0件
  • 0件

ワールドエンブリオのレビュー一覧

絞込み条件
  • レビュアー絞込み
表示形式
  • 表示件数
  • 表示順
  • ネタバレあり
    「嘘」が大きな意味を持つ作品
    一巻の表紙だけ見ると萌要素が強い作品のような印象を受けましたが、ストーリー自体は最初の方から張り巡らされた伏線も多く非常にしっかりとしています。物語冒頭のモノローグも形が変わりつつ別の意味で最終話に繋がるようになっていて、まとまりが良いです。
    7巻辺りで一旦大きな区切りを迎え、その後ラストに向けて一気に動いていきます。
    ただ、評価をやや低めにしたのは物語冒頭はまだしも終始主人公の独りよがりが目立つというか、最後の場面での孤軍奮闘ぶりが逆に主人公の精神面の成長を感じられない終わりとなってしまい残念でした。
    また、「ボスキャラ的なのが実は・・」という展開が数回あり、その度に主人公も無意識のうちに似たような選択肢をとっていることを匂わせる展開がありますが、だからといってボスキャラに同情できるような感じでもなく、ボスキャラ級でさえも主人公と同じく独りよがりで小物感というかスケールの小ささが目立ちます。作品通してのテーマが「嘘」なのである意味仕方ない展開なのかもしれませんが・・
    またここからは人によって良い評価点にもなりうる所ですが、サービスシーン的な女の子の描写が多々あるっこと自体はは構わないのですが、シリアスなシーンの合間にもそういうものがちょいちょい入るのでテンポが乱れ、個人的には読みにくく感じました。人によっては作品の雰囲気が暗くなりすぎず好みかもしれません。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年02月23日