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インターネット動画投稿サイトで犯行予告動画を投稿する謎の男。果たして予告された事件は起きるのか…!?高度に情報化された現代のテロリズムを描く、緊迫のサスペンススリラー開幕!!

総合評価
4.5 レビュー総数:3件
評価内訳

予告犯のレビュー一覧

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  • フィクションながら連載当時の時代性がよく描かれている
    1巻表紙の絵柄から何故かサイコキラー風な雰囲気を感じていたのですが、それは全くの見当違いで流血描写こそあれど、グロさはありませんのでそういった描写が苦手な方でも大丈夫です。
    「シンブンシ」というサイバーテロ犯を描いた作品ですが、実際に起きた事件や社会問題、騒動をもじった出来事がかなり多く登場します。元ネタを知らなくても問題なく楽しめますが、当時のニュースを知っている人であればすぐにピンと来る位、かなり攻めた描き方をしています。
    結末については少し意外な所があり、好みが分かれる部分かと思いますが、今までの主人公の言動の端々にある違和感を考えるとしっくり来て整合性も充分あり好みでした。
    全3巻と短い中で犯行の動機、準備、手法、重要人物の必要最低限のバックボーン、ちょっとした余韻まで描かれストーリーがとてもよくまとまっていると感じました。
    短いながらもかなり満足感がある作品です。
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    投稿日:2017年07月19日
  • 匿名希望
    エンディングが素晴らしかった
    はじめ、底辺労働のうっぷんを晴らすような
    ちょっとリアルなそういうマンガだと思っていたが
    まさかのエンディングで
    そのまま2度目を読み返すw
    • 参考になった 1
    投稿日:2014年11月13日
  • 現代を象徴する犯罪の中にネット犯罪がありますが、この『予告犯』(筒井哲也)は追う者と追われる者が、インターネットを巧みに駆使したクライムコミックです。「シンブンシ」を名乗る犯人が動画サイトに自らの犯行を予告し、警視庁サイバー犯罪対策課の吉野達がシンブンシの正体に迫るという物語です。シンブンシは新聞紙を覆面のようにして頭に被り、事件の加害者を制裁する、と動画で告知します。悪は許さないというニュアンスで、次々とターゲットをつるし上げて予告を実行していきます。シンブンシに対しての世間というかネットユーザーの反応は、当初否定的な意見が目立つのですが、次第に追い風のようなムードとなります。ユーザーの心理はリツーイト等で如実に現れるのですが、この描写にリアリティを感じさせられました。面白いのは、このマンガの読者としてのシンブンシに対しての感情移入の変遷が、マンガの中で描かれるネットユーザーの心理とかぶっているような不思議な感覚に陥ることです。単行本は現在2巻まで発売中なのですが、今後の展開が非常に気になる連載です。(2013/4/12)
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年04月12日