書籍の詳細

ルクレチア・ボルジア、カトリーヌ・ド・メディチ、ブランヴィリエ侯爵夫人、エリザベス女王、則天武后にマグダ・ゲッベルス……世界史上、名高い12人の女たち。美貌と権力、魔性と残虐性によって人びとを恐怖に陥れた彼女たちは、並外れた虚栄心、戦慄すべき美への執着、狂気のごとき愛欲に身をゆだね、罪を重ねて、孤独なあるいは非業の最期を遂げた。なぜ彼女たちはかくも魅力的なのか。耽美と悦楽のカリスマ、作家・澁澤龍彦の愉楽に満ちた人物エッセイ集。

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世界悪女物語のレビュー一覧

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  • 琴線に触れてくるキーワードってありますよね?私の場合、「悪女」あるいは「ファム・ファタル」。歴史人物伝においては、もう「悪女伝」ばかりに目がいく私です。その史上名だたる「悪女」たちを澁澤龍彦が書いているのです!これがつまらぬはずがありましょうか!?ここには彼が愛着を持って記した12人の「悪女」が名をつらねていますが、最も慄然とさせられるのは16世紀に生きたエリザベート・バートリ。600人余りを自らの城で残虐的に殺害した彼女は、現代でも多くの作家たちにインスピレーションを与えています。「鉄の処女」を使用した人物でもあるんですよね。いやはや。人間の煩悩と罪悪の美学に迫る名著、おススメです!
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    投稿日:2009年11月06日