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「心ひかれた女に弱虫とよばれました。弱虫だからチンピラになったと、心の中で答えました……。弱虫とかいてチンピラとよみます」。下っ端やくざの修は、兄貴分たちが探していた女・景子を、一時の気まぐれで一晩自宅に匿った。朝、目を覚ますと景子の姿は既に無かったが、事務所に行くと驚くべき事実が判明する。景子はあろうことか組長が熱を上げている女だったのだ。その後、結局捕まってしまった景子から助けを求められた修は……?

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弱虫のレビュー一覧

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  • 「弱虫」と書いて「チンピラ」と読むこのセンス! 最高。内容はタイトルが表すようにチンピラを主人公にしたヤクザものなのですが、モノローグを多用するその作風、絵柄は非常に繊細で、少女マンガのような雰囲気。もちろん切った張ったの場面も多々ありますが、血生臭さを感じさせず、むしろ寂漠とした哀しさ、ヤクザ稼業の虚しさ等が伝わってきます。著者の代表作『本気!』と同じ作品世界なので、『本気!』が好きな方はぜひ読んでみてください。あの人物も登場しますよ。
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    投稿日:2010年01月19日