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社会見学中の泉俊平たちを襲った突然の爆発。意識を取り戻した俊平たちは、なんと身長が50分の1という、超ミクロサイズになってしまっていた。まとわりつく空気、粘度を増した水。ミクロのサイズ特有の物理法則が判断を狂わせ、なにもわからないまま死んでゆく同級生たち――。さらに巨大なアリやナメクジまでもが、襲ってくる。果たして俊平たちは、変わり果てた世界で生きのびることはできるのか―。アクションの名手・山本貴嗣と科学考証の鬼才・柳田理科雄の超強力タッグが贈る、新世代の本格サバイバルストーリー!!

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俊平1/50のレビュー一覧

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  • 最近、お化けのようにまたまた「非実在青少年」という言葉がどこかに出没し始めています。「非実在青少年」ってなんでしょう? 不思議な言葉です。SFマンガの第一人者、山本貴嗣(やまもと・あつじ)の『俊平1/50』は、「非実在青少年」たちを描いた作品。主人公・泉俊平をはじめとした中学生たちが、社会見学に訪れた研究所で事故のために、自分たちの身体のサイズが1/50になってしまうというサバイバル風物語。身体が1/50に縮小してしまうと、普段の水が表面張力で何倍もの粘着力を持ち始めたり、空気もまとわりつくような粘り気がでてくるなんてリアリティを感じさせるセリフが出てくるのが魅力です。圧巻なのは無数のヒルやアリに遭遇した場面。自分の身体より大きなヒル、なんて考えただけでもぞっとしますね。ひとつだけ残念なのは、お話しが完結していないことくらい。でも、それを補う以上、この世には存在しない「非実在青少年」たちと同じ世界を体感できるはずです。(2010.11.21)
    • 参考になった 1
    投稿日:2010年11月30日