書籍の詳細

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

まだユーザーレビューはありません。最初のレビューを書いてみませんか?

S&Mシリーズのレビュー一覧

絞込み条件
  • レビュアー絞込み
表示形式
  • 表示件数
  • 表示順
  • たまには小説を紹介しようと思いまして、取り上げたのが本作。納得してくれる人も多いと思いますが、この作品は著者のこれまでの最高傑作だと思っております。初めてこの本を読んだ当時、私はジェフリー・ディーヴァ―のリンカーン・ライムシリーズ(クソ映画にもなった「ボーン・コレクター」など)を読んでいて、推理小説のミスリード手法に敏感になっていました。そんな折、友人に勧められ、この「S&Mシリーズ」を読み始めたのです。で、慎重に伏線なども押さえて読み進めていたのですが、毎度やられた!となることの連続。そしてこの作品ではもう、「あぁ~」と情けない声が出てしまいましたよ。いつもと違うなと思った時点でひっかかっていたんですね。山奥の山荘で見つかった姉妹の変死体。ひとりは明らかに他殺で死体は密室の中にあった…。このトリックに集中していたのが敗因でした。ここでひとつ忠告。「S&M」シリーズは1作目から必ず読むこと。『すべてがF~』『冷たい~』『笑わない~』『詩的~』『封印再度』『幻惑の~』『夏の~』で本作の順。これ、絶対守ってください。(2010/10/29)
    • 参考になった 2
    投稿日:2010年10月29日