書籍の詳細

本作は庄司陽子氏が長年、企画を温めて続けてきたメッセージ性の強い物語です。地球温暖化や異常気象、並びに貧困、病気、宗教、テロ、国家強欲主義などのグローバルな問題を抱える人類に、人間本来の在りようの問題を提起します。波乱万丈の主人公・希を人生を軸に、ハラハラドキドキのドラマがさく裂します。

総合評価
4.0 レビュー総数:1件
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悲しみの骸のレビュー一覧

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  • 匿名希望
    最後は結構面白かったです
    最初は主人公の転落人生で なんじゃこりゃ? な話だったのですが、最後まで読み終わって新約聖書になぞられた内容だと分かり、それを踏まえて読み返すと面白かったです。
    転落人生の部分は聖書とは関係ありませんが…。

    最初は日本によくある新興宗教団体にみえて、いろいろな事件を起こした団体と重なり、あまりいい気分ではありませんでした。主人公みたいな人を信じちゃうと、新興宗教団体にハマった人と思われちゃうなと。

    ですが、病気を治す奇跡。恐怖を感じた国に追われ、会計担当(ユダ)の裏切りにより裁判にかけられ。
    1人の弟子を愛し(マグダラのマリア?)、最後は世界中に散ったたった数人の弟子達(12使徒)達によって布教活動が行われて終わる。
    他にもキリストの復活になぞられたシーンや、聖骸布を思わせる物など…。

    キリストの没後に書かれた聖書のような存在などもあり、いろいろ比較できて面白かったです。

    また読み返したら旧約聖書のようなシーンもあるかもしれませんね。

    作者が一番伝えたかったことは、地球を大切にという事らしいので、私も日々感謝して地球を労らねばと思います。
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    投稿日:2015年03月01日