書籍の詳細

忍者たるべく、はるばると伊賀へまいった少年。道中、忍術評論家と名乗るエライ人間に声をかけられる。忍者採用試験はきわめて難しく、合格率は千人に一人だと言われ、驚いた少年はこの人物の指導を受けることに――。第一の問題は川から魚をとってくること、第二の問題はフトンを持ってくること…少年は次々と問題をクリアするが!?※この作品は、「水木しげる貸本時代ロマン(1)」(太田出版)と同じ内容です。

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水木しげる貸本傑作選のレビュー一覧

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  • これは、ゲゲゲの水木先生が貸本時代に描いた作品集ですが、時代に淘汰されない質の高さに改めて驚きました。物語には『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染み「ねずみ男」が「根津見さん」として登場します。この根津見さんや忍者たちのキャラクターを動かして、水木先生は幸福論を語ります。一見するとユルい展開ととぼけたセリフのなかに、突然真理が顔を現して読者をハッとさせる、という水木先生ならではの作品です。マンガ草創期の作品らしく、3段組で画一的なコマ割りですが、逆にこれがiPhoneで読むときにちょうど良い構成なのです。しかし、水木先生も貸本用に描いた作品が、iPhoneで読まれるなんて当時は想像してなかったでしょうね。(2010/8/15)
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    投稿日:2010年08月31日