書籍の詳細

3人の裁判官の他に、無作為に選ばれた6人の一般人が一緒に罪を裁いていく裁判員制度を背景に描く本格的裁判コミック!面白くて役に立つ!!裁判員制度の誕生の秘密から、裁判員辞退の方法まで……全てを明らかにする。あなたなら裁けますか?県内初の裁判員裁判は強盗殺人事件!!だが、女性裁判官・勇樹美知子(ゆうき・みちこ)のもとに現れた裁判員のひとり・戸浦(とうら)は、皮肉にも日給1万円というお金目当てにやってきたホームレスだった……。

総合評価
4.0 レビュー総数:1件
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裁判員の女神のレビュー一覧

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  • 裁判員制度を知るには最適
    家裁の人、の原作者の毛利甚八氏(2015年逝去)の関連から、同じ作画の方ということで積ん読しており、最近になって通読しました。
    弁護士の監修解説のもと、選任された一般市民が裁判官とともに裁判に参加し人を裁く判断をする…裁判員制度がどういうものなのか、人を裁くとはどういうことなのかを考えるには非常に適しています。
    そんなに高くない確率ですが、誰でも裁判員に選任される可能性はあるのです。
    終盤の犯罪被害者の救済や、加害者の更生や死刑の是非というテーマはあまりにも重いので、一つの答えの方向性を示すことは漫画としてできているものの、テーマの重さにいささかキャラクターが押し潰された感はあります。やはり娯楽作品としてよりは、制度の概説書、問題提起として読む姿勢が正しいように感じました。
    毛利甚八氏は、非行少年の更生を助ける活動にも多く従事され、漫画を通してだけではなく、実際にも答えを探す努力をされてきた方のように理解しています。
    ご冥福をお祈りいたします。
    遠くない未来には、日本も訴訟社会化が進行し、裁判員選任がアメリカのようにコンサルタント会社によるビジネスにならざるを得ない時代も来るのかもしれません…嫌だなあ。
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    投稿日:2016年10月04日