書籍の詳細

トラブルがあってこそ、旅は楽しい!幼少時からの放浪癖、ホテルの備品にめっぽう弱い吝嗇(りんしょく)癖、父親から受け継いだ乗り物好きのDNA、それに持ち前の好奇心と大雑把な性格が掛けあわさって、アガワの旅にはドタバタ喜劇が付いてまわるのだった…。「あの旅行は本当にきつかった、エライ目に遭ったと語れるものほど思い出深い」と開き直り、また旅仕度。オトボケ爆笑エピソード、プライベート写真も満載。ありとあらゆる旅を詰め込んだ、旅エッセイ集。

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タタタタ旅の素のレビュー一覧

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  • テレビや雑誌の仕事で旅していることが多いことを除けば、ここで綴られていることは誰でも一度は似たような経験をしている「普通の出来事」です。誰も経験したことのないような、世界中で自分だけが経験できたことを書いてあると謳うエッセイが少なくありません。しかし、阿川佐和子さんはそうではありません。失敗も、うれしかったことも素の自分を裸で差し出してくれます。そこに内心うんうん、あるあるというような、共感を呼ぶ魅力が、このエッセイにはあります。三十路を過ぎて温泉の魅力にとりつかれた阿川さん。1泊の温泉旅行であっても、来た以上は入らにゃ損とばかり、夕方、夜、朝と入り続け、湯あたりして扇風機の前にへたり込んでしまいます。気をつけなきゃと書きつつも以後もやめた気配はありません。心当たりのある人は思わず、うなずけるはず。もうひとつ、温泉に行って気をつけなければならないこととしてあげているのが羞恥心の欠如。名も知らない男性たちと盛り上がった阿川さん、暗闇の山道を登って男性たちが裸で待つ岩風呂へ。まっ裸の阿川佐和子さんに出会える好エッセイです。(2009/10/23)
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    投稿日:2009年10月23日