書籍の詳細

若い女性モデルが謎の転落死!?捜査に明け暮れていた新人刑事の慧介(けいすけ)。忙しい彼が深夜、息抜きに通うのは花屋の青年・司(つかさ)の庭だ。自分を語りたがらず謎めいた雰囲気を纏う司。刑事の身分を隠し二人で過ごす時間は、慧介の密かな愉しみだった。けれどある日、事件と司の意外な接点が明らかに!!しかも「もう来ないで下さい」と告げられ!?隠された罪を巡る男達の数奇な運命の物語が始まる!!※本文にイラストは含まれておりません。

総合評価
5.0 レビュー総数:1件
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  • ストーリーもしっかり読みたい人向けBL
    3巻シリーズ。テレビで1話90分全3回などのドラマスペシャルがありますが、その脚本になりそうな話です。佐季は「破滅“させ”型の美形」と言い表されていますが、自分がのし上がるためにあらゆるものを利用する人物像は松本清張なんかのサスペンスに登場しそう。
    そんな話ならBLでなくてもいいじゃないか、と言われそうですが、佐季が司に向ける執着は同性ゆえのものに思えるし、慧介(佐季の対極。暗いものを抱えても曲がらない正統派の攻め)と司の間にうまれるのは恋愛感情でないとその後の行動の理由として弱い気がするし、アリバイにまで絡んでくるので、やはり全員男性でしかも恋愛が絡まなければ成り立たない話で、ちゃんとBLです。作者さんすごい。
    でも3冊読み終えると、一番美味しいところを持っていったのは、恋愛が絡まない流(緩いネクタイに無精髭の一匹狼刑事。腐れ縁らしい検事とのやり取りがイイ)のような気もします。多分半分くらいは流さんの物語でもあるのでしょう。彼が佐季に向ける思いも、広い意味では愛と呼べるかもしれませんが。
    • 参考になった 3
    投稿日:2016年04月16日