書籍の詳細

超ほのぼの時々デッド・オア・アライブ!!「うちの旦那は目玉が焼けます。溶接で。」鉄工所を舞台にした、ハートウォーミングコメディの新境地!広島の小さな鉄工所。ワンマン社長のもとで毎日あくせく働く男たち。鉄を溶かしたりくっつけたり、ロボットの足場を作ったり、感電したり、火傷したり。そしてそれを支えたい娘と、寄り添う妻。世知辛いけどあったかい、溶接デイズへようこそ。

まだユーザーレビューはありません。最初のレビューを書いてみませんか?

とろける鉄工所のレビュー一覧

絞込み条件
  • レビュアー絞込み
表示形式
  • 表示件数
  • 表示順
  • 町工場の前を通るとき、思わず中をチラ見しませんか? 溶接や炉の激しい火花を目にすると、ちょっと胸が高鳴るんですが、町工場萌えというのでしょうか。そんな人をトリコにしそうな書名『とろける鉄工所』(野村宗弘)…いやあ、第1話から強烈です。溶接という仕事がいかにハードかを描いているのですが、光に目が焼けてしまって激痛で涙を流し続けたり、溶けた小さな鉄が背中や耳の中、安全靴の中に飛び込んできて毎日が火傷の日々!! 作者の実体験がベースになっているマンガなので、リアリティにあふれています。ガンガンに燃え尽きてしまいそうな作業が描かれていて、「萌え~」なんて甘っちょろいものではありません。そんなキツイ仕事の日々を描いたマンガなのですが、仕事を離れてホッとする休息の場面に心から癒されます。主人公の中堅工員・北さんと明るくて優しい奥さんの若夫婦やベテランの小島さんと親思いのさと子の父子家庭が作り出す暖かい家族関係が胸に染み入るのです。オンとオフの切り替えというか、日々に隠れた幸せを意識させてくれるのが、このマンガの醍醐味に思えました。ちなみに、巻末に収録されたセリフなしのおまけマンガも珠玉の作で、手抜きをしない作者の「ものづくりへのこだわり」を感じさせてくれるのです。(2013/2/1)
    • 参考になった 0
    投稿日:2013年02月01日