書籍の詳細

現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎(おかもと・けんたろう)による狩猟&ジビエ(野生肉)喰い実録日誌。ウサギの唐揚げ、カモのロースト、カラスの焼き鳥etc、山グルメ満載!山で迷ったときの心得などサバイバル術も満載!都会を離れ、故郷に戻った男は山に遊び、お気に入りの空気銃「エースハンター」と自作の罠を手に、今日も鳥や獣と勝負する。鳥羽僧正よ、刮目せよ!これぞ二十一世紀の鳥獣戯画だ!(※最後の二文は内容とは関係ありません念のため)

総合評価
5.0 レビュー総数:5件
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山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記のレビュー一覧

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  • 派手な場面はないのに、なぜかハマる
    作者が猟師になるまでの過程と、猟師になってからの日常が淡々と描かれているコミックエッセイです。
    読んでいて特に派手な場面はなく、ふつうそういった作品だと私は読みかけで放置してしまうことも多いのですが、なぜか次へ、次へと読み進める手が止まらず、あっという間に全巻読んでしまいました。
    一般の人にはあまり知られていない「猟師」という職業の実態を大変面白く知ることができます。猟師とマンガ家の二足のわらじを履いている人にはなかなかお目にかかれないと思いますので、一見の価値ありです。
    • 参考になった 5
    投稿日:2017年01月13日
  • 知らなかった猟師の世界
    猟師になろうと決意した若者が、狩猟免許試験や銃所有申請を経て、実際に山に入って鳥や動物を仕留め、自分で捌き、食べる、その過程を日記風に描いている。
    猟師というと、山とともに生き狩猟だけで生活しているいわゆるマタギを思い浮かべるが、これを読んでいると猟師もみなそれぞれ本業を持った上で猟をしているのが分かるし、むしろ猟で儲けたり生計を立てるのは難しいという現状も良く分かる。
    スーパーに行けば肉も魚もすでに「食品」として簡単に手に入る今、あえて猟師として山に入って山の恵を頂くことの意味というのがじっくり描かれている。というか、マタギ料理と言って良いのだろうか、山で獲った鳥や鹿・猪などを料理して食べる描写、本当に美味しそう。
    絵は下手ではあるが、あまりリアル過ぎないからこそ獲物を捌くシーンもグロテスクにならなくて良かったのかも。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年01月01日
  •  小さい頃から、やることなすこと漫画に影響されて生きてきたと自負しておりますが、30歳にもなってもその性分が抜けていませんでした。この『山賊ダイアリー』を読んで、妙なテンションになってしまった私は、突発的に狩猟免許を取ろうと志し、現在、試験の結果待ちという状況です。
     『山賊ダイアリー』のなにがそんなにも私の心を動かしたのか。それは、鳥・狩猟をし、それを捌いて調理し、おいしくいただくという、猟師の日常に対する、とてもシンプルな憧れです。『山賊ダイアリー』はダイアリーという通り、作者である岡本健太郎の猟師としての日常を描いています。仲間と獲物を探したり、罠を仕掛けたり、先輩猟師からおすそ分けしてもらってり…そんな出来事が淡々として描かれているのですが、狩猟とは縁遠い人間にはそのどれもが新鮮に映ります。
     よくよく考えてみれば、狩猟という文化も間違いなく日本の文化の一部で、2~3代遡ればもっと身近なものだったのに、今はとても遠くのものにあるように感じます。実際、狩猟について色々調べてみましたが、やはり銃を持つということは大変に難しいということがわかりました。そりゃそうです。人口の大部分が熊害も鹿害も猪害も無関係な都市に住んでいる現在、市民生活を脅かすおそれのある銃を許可する必要があるのかということですから。
     それでも、この『山賊ダイアリー』に描かれている「DIY【Do It Yourself】精神」には自分の日常を変えるきっかけになるのではないかと思います。
    • 参考になった 7
    投稿日:2013年10月04日
  • 山賊ダイアリー
    何、この本?まずタイトルを見てそう思いますよね。この「山賊ダイアリー」は実際に岡山県の山奥で猟師をされている岡本健太郎さんの生活を描いた実録日誌なのです。これが実に面白い!作中の岡本さんは猟師になるために女に振られます。岡本は何でも料理して食べます。カラスとか食べちゃいます。野蛮に思われるかもしれませんが、語り言葉は丁寧語です。不思議な読み味を持った漫画です。
    うーん、上手く説明出来ませんがとりあえず猟師って最高です。試しに一冊読んでみてください。絶対ハマりますよ!
    投稿日:2013年07月26日
  • 現役バリバリの猟師生活を送る作者による猟生活実録エッセイ(?)コミック。「猟師」をテーマにしたマンガって、どうしてもマタギ感というかオス感というか、劇画っぽいものをイメージしがちですが、この作品は軽やかでゆる~い雰囲気。作者の風貌もロンゲの今風兄ちゃんで、「バンドマンの兄ちゃんが猟師もやってる」くらいの感じです。ただゆるいとはいえ知識のないこちらからすると猟の様子は非常にエキサイティング。山へ分け入り鳥を撃ち、罠を張って猪を獲る。リアルモンハンですよ。当然こういう話では避けて通れない「命」についてもきちんと触れているのですが、そのうえで「猟師、いいな…」と思わせるだけの面白さがこの作品にはあります。これを読んで、「銃の免許取ってみようかな」「猟やってみたいな」と思う人は間違いなく増えますよ。(2013/1/22)
    • 参考になった 1
    投稿日:2013年01月22日