書籍の詳細

海底から月、宇宙へ。生命の彩りはどこまでも。さらりと深い、フシギな3編を収録。●「25時のバカンス」深海生物圏研究室に勤務する乙女(おとめ)は、久しぶりに弟の甲太郎(こうたろう)と再会する。深夜の海辺にて彼女が弟に見せたのは、貝に侵食された自分の姿だった。●「パンドラにて」土星の衛星に立地する「パンドラ女学院」。物言わぬ奇妙な新入生・ロロに気に入られたナナは、幼き日の記憶を思い起こす。●「月の葬式」勉強も親の期待もわかってしまう天才高校生。試験の日に乗る電車を「間違えた」彼は、雪深い北の果てで、ひとりの「王子」と出会う。

総合評価
3.0 レビュー総数:2件
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市川春子作品集のレビュー一覧

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    ネタバレあり
    蓮コラ的描写があります
    収録作品の「月の葬式」には、いわゆる蓮コラ的描写が含まれています。苦手な方はご覧にならない方が良いと思います。
    作品自体に良さがあることは理解できますが、私はそれ以上に嫌悪感を覚えたので、この書籍は削除しました。
    今後はレビュー等を確認してから購入を検討することにします。
    ネットで調べた限り、全員が耐えられないほど気持ち悪いと言っているわけではなかったので、個人差があるとは思いますが…。
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    投稿日:2018年01月08日
  • アニメ化していないにも関わらずハイクオリティなアニメーションCMが流れるほどの話題作、『宝石の国』の著者、市川春子が描く、短編物語4作品がまとめられた一冊です。2006年夏の「アフタヌーン四季賞」にて四季大賞を受賞した作品、「虫と歌」をはじめ、先生の作品はすべて、独特の世界観と空気を纏っていて、どの作品にも小さな違和感と謎かけが含まれている気がします。何度読んでもフシギで、解けないその世界観は物語を読み始めた所から一気に引き込まれます。個人的には「日下兄妹」がオススメです。肩を壊し、野球ができなくなってしまった高校生が見つけたのは箪笥の金具。かと思いきやそれはある日を境にどんどん成長し、人のような形になります。その不思議な生物との暮らしに、少年の想いにすごく胸が熱くなりました。全体的に静かな作品が多いのですがその雰囲気を楽しんでいただけると幸いです
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    投稿日:2014年11月21日