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【ページ数が多いビッグボリューム版!】南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。

総合評価
5.0 レビュー総数:3件
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JIN―仁―のレビュー一覧

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  • 素晴らしい人間ドラマ
    現代の外科医がタイムスリップして江戸時代末期へ。実際の歴史上の人物も数多く登場し、史実とフィクションが入り混じりながら当時では治療不可能な怪我や病気を治し、人々を救っていく。
    主人公の医学知識も素晴らしいが、それ以上に「医は仁術なり」を地で行く人格の良さに惚れる。いくらでも金儲け出来そうなものだが、むしろ清貧を貫いて庶民を助けるために奔走する。当時社会の底辺であった女郎たちを梅毒から救おうと奮闘する話などは感動した。
    ちょっと終盤特定の人物に肩入れしすぎ歴史に介入し過ぎな感じもあったが、最終盤で序盤に張った伏線を回収して完結していく様は美しすぎた。
    • 参考になった 7
    投稿日:2017年01月01日
  • 匿名希望
    ★コラボフェア★
    ストーリーもいいし歴史の勉強にもなります。大人でも知らない言葉や出来事が出てくるので、予備知識があった方が良いですが、その都度調べても十分理解できます。個人的には、花魁について知らなかった事がたくさんあって興味深かったです。
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年06月17日
  • 命、その尊きもの
    物語的にはテクノギャップを描いた作品なんですが、人の命よりも先んじられるモノが多かった幕末に於いて主人公が文字通り『命の激走』とも言える活躍をします。

    常識や価値観が紙よりも薄い時代に、命を救うことで歪みない義理や信念を貫く主人公にあらゆる時代の氾流が襲いかかります。
    そして一介の医師である主人公もとりわけ強い人物ではなく挫けそうになりますが、江戸の義理や(紙風船な面も描写されますが)人情が支えきります。

    ともすれば維新期のビッグネームとのタッグにも目が奪われますが、本筋がしっかりしていて、その分痛快に主人公と喜怒哀楽を共に出来ます。

    時代変われども、失いたくないモノを色々描き切っている大河ドラマです。
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    投稿日:2016年03月25日