書籍の詳細

資産家・ブラッドハーレー家の養女になることが、孤児院の少女たちの憧れだった。ブラッドハーレー聖公女歌劇団で華々しく活躍する…そんな期待に胸を膨らませた少女たちがたどり着いた先は、暗い暗い塀の中。恐ろしく壮絶な悪夢が始まる―――。かつてこれほど残酷な、少女の運命があっただろうか。戦慄!衝撃!圧倒!沙村広明の傑作シリーズ!

総合評価
5.0 レビュー総数:2件
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ブラッドハーレーの馬車のレビュー一覧

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  • ネタバレあり
    公然の組織犯罪の話
    ドイツ軍に蹂躙された旧ユーゴスラビア情勢を描いた傑作、「石の花」(坂口尚氏・講談社漫画文庫)を彷彿としました。
    こちらは架空の国設定ですが。
    いろいろキツい内容でしたがこれだけマイナス方向でも感情が揺り動かされるのは、ひとえに作者の筆致のなせるワザ。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年01月03日
  • 匿名希望
    ドナドナ
    憧れの舞台に立つために孤児院を出て貴族の屋敷へ養女として招かれ、意気揚々と馬車に揺られていくと、その先に待っているのは地獄だった という舞台設定を元にいくつかのストーリーが描かれている本作。

    同じ世界観の中で、立場別にあるそれぞれの視点からストーリーが作られているのがとてもよくできています。乱暴をされる少女達の視点、乱暴をしている囚人の視点、看守の視点、シンデレラストーリーを成功させた少女の視点、などなど。

    第1話でかなりショッキングな展開ですが、それ移行は絵の直接的な衝撃よりも、じわじわと押し寄せてくるストーリーと行間の想像力から読み解く恐怖が勝ります。それゆえにおもしろい。

    残酷なストーリーや暴力描写、救いようのない話にアンハッピーエンドが嫌いな方にはおすすめできません。
    • 参考になった 6
    投稿日:2013年07月16日