書籍の詳細

流れ星さん、お願いです。オレに友達を、友達をください――!!!!深夜のスーパーマーケットに生息するひとりぼっちの警備員、富岡ゆうじ、32歳。「恋ナシ友ナシ困難ナシ」の深海魚ライフを生きていたけれど、突然ながら「孤独は罪」だと気付いてしまったのである!!パンツ一丁で悶(もだ)えまくる、寂しき富岡の願い。これに応えてくれたのは、ラブレターならぬ「脅迫状」……!?32歳の超うす口な人生が、ブッ飛びドラマに大転換!!恋アリ友アリ困難だって……超いっぱい☆

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わにとかげぎすのレビュー一覧

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  • 単身者の世帯が増加し、人同士の関係性が希薄になっていて、それが社会問題化しているそうです。好きではない言葉なので、そのキーワードは使いません。古谷実の『わにとかげぎす』は、主人公の富岡が今まで生きてきた32年間を振り返って、自分の「まわりに人の気配がしないぞ?」「オレは人生において遭難している!!」と、気付いた瞬間から物語が動きます。夜警が仕事の富岡はビルの屋上でパンツ一丁の姿になり、仮面ライダー変身!!のポーズをとりながら、流れ星に祈ります。「友達をください… 友達」、と。そして、人とのつながりを求めた時から、いろんな人物と濃い関係性を持ち始めます。どうしようもないような「放浪者」と知り合ったばかりに大損をすることがあれば、隣に住む小説家志望の美女と身近な関係性になっていきます。また、仕事仲間のためにとんでもないことに巻き込まれ、この物語はサスペンスなのかいっ!?と思わせる事件とも遭遇します。重たそうなテーマですが、コメディタッチとパンチの効いたネームに、物語にグイグイとのめりこむことでしょう。縁は異なもの味なもの、そう思わせてくれる内容です。ちなみに、不思議な書名ですが、気になる方はぜひお調べください。 (2011/2/22)
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    投稿日:2011年02月22日