書籍の詳細

東大を卒業し、就いた職業はフリー雀荘メンバー。ここは都会の片隅の実在の雀荘。様々な思いで店の扉を開ける客たち。静かに見守る雀荘メンバー…。これは実話を元にした心に響く物語である。

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東大を出たけれど 麻雀に憑かれた男のレビュー一覧

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  • 「何だよ、麻雀マンガかよ」と思わず、ちょっと読んでみてください。確かに麻雀誌で連載されている作品ではありますが、麻雀での闘いがメインではありません。あくまで「雀荘で働く東大卒業生」の物語なので、物語の中心は主人公を軸にした、雀荘に集まる人々の人間ドラマ。特に主人公の「雀荘メンバー」という立場でいることの不安や、ホームレスの老人と知り合った際に感じた「自分もいつ転落するかわからない」といった恐怖は、現在の若者の多くが抱えるものであり、作中にはホームレス難民ならぬ「雀荘難民」も登場するなど、非常にリアルな切迫感を感じます。個人的にキツかったのは、麻雀を覚えたてのオジサンが、あまりにハマりすぎてどんどん嫌な人間になっていく、という話。絵が達者なので余計にグサっときます。「麻雀マンガだから」と読まず嫌いをしていると損しますよ!
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    投稿日:2009年11月17日