書籍の詳細

この日本には、まだ知られざる奇妙な飲食物が存在する。そんないまだ見ぬ奇食を探すため、漫画家・山本と無計画な仲間達が全国津々浦々をさすらう。読めば他人に話さずにはいられない裏グルメネタ満載。雑誌掲載時はモノクロの絵だった料理も、カラー写真で完全収録。またお店情報も掲載し、裏グルメ旅にも使える。そんじょそこらのグルメ漫画とは一味ちがう、リアル体験裏グルメコミックだ。

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奇食ハンターのレビュー一覧

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  • だいぶ前の話ですが、中高生の間で、ちょっとした奇食ブームがありました。プリンにしょう油をかけるとウニの味、キュウリにはちみつをかけるとメロンの味、といった「おいおいホンマかいな?」というあの奇食です。でも、舌だって冒険しなければ新しい味覚を発見することもないですからね。その当時を思い出させたのが、この『奇食ハンター』です。作者の山ちゃんとアシスタントのデン子ちゃん、編集者のヤッさんの三人が、日本の奇食を訪ね歩くという、かなり楽しい!?ルポマンガです。そのラインナップたるや、ラーメンがそのまま缶詰になった「ラーメン缶」や甘党絶賛!?の「チョコレートおでん」、「天丼パフェ」「ひつまぶし丼アイス」等など、そのメニュー名だけでも、頭に疑問符が渦巻く強力打線が並びます。このマンガを読んでいて面白いのは、「意に反して、美味しかった」とか「食べてみたら、案外イケてる!!」等の敵前逃亡型ゆるゆるレポートをしていないことで、真正直にマズイものはマズイとはっきり断言してしまうところです。たいていの場合、取材してしまうと、なかなか歯に衣着せぬ物言いは難しくなってしまうので、このスタンスは立派です。読んでいると、その味覚のリアリティが十分伝わってくるのですから。目次から、面白そうなメニューを拾い読みすることもできるので、ぜひご賞味あれ。(2011.7.3)
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    投稿日:2011年07月12日