書籍の詳細

親しみのある漢字800余をとりあげ、一文字ごとに複数の甲骨文・金文を例示しつつ、中国古代の文化、生活の諸相をさぐる。白川漢字学のエッセンスを示す読む字源辞典。第1巻は、漢字の起源と文字学を論じる第1章から原始宗教と漢字のかかわりを語る第6章まで。

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漢字の世界のレビュー一覧

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  • 白川静という碩学の存在を知ったのは、学生時代、高橋和巳の「わが解体」によってです。バリケードで封鎖された大学校舎の中で、ひとり「S教授」の研究室は灯りがともり、黙々と研究が続けられていたというエピソードの主人公こそが白川静でした。その後孤高の研究者として白川静は文字学を築き上げるのですが、この「漢字の世界」はそのエッセンスを抜き出した好著。とくに中国古代文化の解析を背景にすすめられる字源探求はかつてない知的興奮を生むはずです。(2009/7/10)
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    投稿日:2009年07月10日