書籍の詳細

親ナシ、金ナシ、職もナシ。だけど俺らにゃギャグがある!『行け!稲中卓球部』の名匠・古谷実が問いかける、“人生って、何?”――母が死に、養父に捨てられた兄弟=すぐ夫(14歳)&いく夫(小3)。縁もゆかりもなく上京してみた“根無し草”ブラザーズは、シンナー依存症の辮髪(べんぱつ)孤児・イトキン(たぶん14歳)やイケメン秀才・カズキと、チン妙きわまる居候(いそうろう)暮らしをスタート。その手始めとして、出張ホスト会社「ホワイトペニーズ」をおっ立てるが……!?

まだユーザーレビューはありません。最初のレビューを書いてみませんか?

僕といっしょのレビュー一覧

絞込み条件
  • レビュアー絞込み
表示形式
  • 表示件数
  • 表示順
  • 登場人物がことごとくダメ人間すぎて愛おしくなります。母が死に、義父に家を追い出された兄弟と、シンナー中毒の孤児。ホームレス同然でさまよっていたこの3人が、親切な床屋のオジさんとその娘(女子高生)に拾われるのですが、手伝いをするわけでもなくダラダラグダグダ……。若年ホームレスという設定がそもそもヘビーなので、本来は物凄く“影”を背負った物語だと思うのですが、ギャグを基調にすることでその“影”を感じさせないのは見事。ただ、時折その“影”がストーリーそのものやちょっとしたセリフに顔を出すので油断できません。また、本当にギャグで通すのであればずっと「居候の状態」を維持するものですが、この作品は終盤で「床屋の経営が逼迫し、もう全員を養うのは厳しい」と急にリアルな話が出てくるのが印象的。それによって彼らは再び家なしになるのですが……最終回も救いがあるんだかないんだか。個人的には救いの無い終わり方だと思ってます。
    • 参考になった 0
    投稿日:2010年03月02日