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東洋の全体主義国家大東亜共和国では「プログラム」と呼ばれる殺人実験が行われていた。全国の中学3年生のクラスから実験対象を任意で選び、最後の一人となるまで殺し合わせるという残酷なルール。城岩中学の3年B組の42人は、まさか自分たちがそのデス・ゲームに巻き込まれるとは、知る由もなかった…!!

総合評価
4.0 レビュー総数:2件
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バトル・ロワイアルのレビュー一覧

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  • 匿名希望
    元々のストーリーがエグいのに、リアルな絵になってよりグロテス
    以前に小説版は読んでいたので、少年少女たちの凄惨な殺し合いという内容は知っていたが、これがコミカライズされて絵になるとまたより一層ショッキングになっている。また絵柄が濃くてリアルだし、いちいちグロテスクなので、万人にお勧め出来る漫画ではないが、小説版と同じくかそれ以上に世界に引き込まれる。
    小説版では、個々の登場人物の生い立ちとか背景とか性格まで深く描写しているので、よりそれぞれに感情移入出来て、だからこそそれらの登場人物が次々に残酷に殺されていくのがとてもショッキングだったのだが、この漫画版ではそこまで描ききれておらず、序盤に次々死んでいく生徒らは若干モブキャラ的になってしまっているのは少々残念だった。
    • 参考になった 3
    投稿日:2016年12月08日
  • 原作となった小説は発表当時、「中学生同士が殺し合う」という過激な設定で物議を醸しましたが、それを忠実に漫画化したのがこの作品。エグい残酷描写が多いうえに、絵がかなり濃ゆ~いので、スプラッタものが苦手な人には厳しいかも。この作品のすごいのは、普通は「こいつは死なないだろう」というキャラクターまで容赦なく散って行くということ。「生き残るのは一人だけ」という絶対的なルールがある以上仕方ないのですが、感情移入したキャラが見るも無残なやられ方をするのは読んでるこちらとしてもキツいところです。しかしこの作品はただの残虐マンガではありません。登場人物誰もが本来は「普通の中学生」であるということを、彼らの趣味嗜好をバックボーンとしてきちんと描き、そんな「普通」の彼らが葛藤や混乱の末に戦いを選んでしまったことの悲しさをきちんと描いています。もし自分が同じ状況になったらどうするか? これは絶対に考えてしまうに違いありません。僕は……生き残れる気がしません。
    • 参考になった 4
    投稿日:2009年12月01日