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今年の夏は、連日35度を超える猛暑で、体にこたえましたね。季節は変わっても竜巻や大雨…異常気象が続いていますが、大丈夫なんですかね。さて、大災害を扱った作品といえば、さいとう・たかをの『サバイバル』が有名ですが、小惑星が地球に激突した後の世界を描いた『ブレイクダウン』も手に汗握るカオス的サスペンス作品です。『サバイバル』では、大震災後の自然を舞台に少年がたくましく生き残るスベを身に着けていくのに対して、『ブレイクダウン』の舞台は東京。壊滅的な大都市で青年が目にしたものは、悲惨な光景ばかり。絶望的な状況で、人々の行動は常軌(じょうき)を逸し、略奪や暴力が横行していたのです。大災害で物が壊されたり、食糧不足に怯えるのは怖いですが、人が人の心を失うことほど恐ろしいことはないかもしれません。その辺りのリアリティが圧倒的な画力で描かれた作品です。詳述は避けますが、きちんと感動させられる場面もあるので、安心して(?)最後まで読んでください。それにしても、やっぱり平和は一番。大災害が起こらないように祈るばかりです。(2010.10.30)
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