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| 全国に「龍馬会」があるほどに、幕末の志士としてつねに人気の高い坂本竜馬(1835-1867) 。本書は、竜馬と、妻となる”お竜(りょう)”とが出会うところから始まり、やがて寺田屋騒動を経てふたりが結ばれるまでを、生き生きと描いた歴史小説です。 京の柳馬場の町医者・楢崎将作(ならさきしょうさく)の宅を、小汚い格好でふらりと訪れた大男。彼こそが、江戸で”黒船騒ぎ”を目撃して帰郷の途上にあった坂本竜馬であった。やがて安政の大獄で将作は囚われの身となり、釈放されたときにはすでに遺体となっていた…。 病身の母とまだ幼い妹弟を抱えつつ、将作の長女・お竜は血なまぐさい時代を生き抜いていく。彼女の仇は井伊直弼でも、将軍家でもなく、「この世の中」であった。 そして脱藩した竜馬と4年ぶりに出会うこととなったお竜は、勝海舟や竜馬ら志士たちを側面から助けるようになる――。 本書は同じ風巻氏の著である『青春 坂本竜馬』の姉妹篇です。『青春〜』が、風雲児・竜馬の破天荒な青春時代を小説化したのに対し、この『竜馬とその女』では、あくまで”お竜”が主人公です。竜馬の妻にふさわしく、気丈な”お竜”の生き様に引き込まれること請け合い。 1924年(大正13)東京生まれ。作家。法政大学文学部中退。太平洋戦争に学徒応召ののち、新聞・雑誌記者などを経て作家活動に入る。主として歴史小説の分野で活躍。とくに独自の視点で歴史上の人物の分析を行なう。『ある海援隊士』『指導者の戦略と決断』『武将の一言』『戦国名将勝ち残りの戦略』など著書多数。 (参考:WEB/NICHIGAI ASSISTデータベース) |
書籍詳細
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