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赤塚不二夫のことを書いたのだ!!
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書籍詳細


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漫画の神様・手塚治虫の創作秘話を描いたマンガが話題です。今回、ご紹介する『赤塚不二夫のことを書いたのだ!!』(武居俊樹)は、ギャグ漫画の天才・赤塚不二夫を長年担当していた敏腕編集者の目で記した読み物です。赤塚はTVや週刊誌等でも何度も取り上げられているので、大勢の人の頭には「酒におぼれた漫画家」としてのイメージがあるようですが、ここには知られざる天才・赤塚の素顔が描かれています。数々の代表作が生まれた舞台裏も、惜しげもなく明かされているのですが、その際の赤塚と著者や周囲とのやりとりが、まるで昨日の出来事のように克明に描かれていて臨場感たっぷりです。例えば、こんな話。武井が「週刊少年サンデー」で『おそ松くん』を担当していた時にライバル誌「週刊少年マガジン」で『天才バカボン』の連載が始まりますが、『天才バカボン』の衝撃的なヒットを目にした武井は、あろうことか『天才バカボン』を「週刊少年サンデー」に移籍させてしまいます。この時の、赤塚と武井、そして編集部の当事者たちが口にする言葉の数々には、ど肝を抜かれます。豪気な男達なのです。他にも数々の破天荒なエピソードがてんこ盛りのように描かれていますが、天才も老いには勝てません。終盤には、漫画を描きたくても全盛期のように創作できない哀しみがにじみ出ています。そして、この天才がいかに多くの人に愛され、多くの著名な漫画家をデビューさせたかを再認識させられます。年末年始は、この本を読むことに賛成なのだ!!(2012/12/20)

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