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「さいこうwww荒俣先生の図鑑読みごたえある、腹の虫っていう項さいこう、きもちわるい寄生虫たくさん、拡大してみまくってるよ!江戸時代みんなこまっていろいろな方法で戦ってたとか面白いことだらけ面白いことしかかいてなぃ、いずれ全巻あつめたいなぁ 」――マルチタレント中川翔子さん(しょこたん)がその公式ブログ(しょこたんぶろぐ)で荒俣宏著「世界大博物図鑑」を絶賛してくれています(9月14日付け記事)。中川翔子さんはもっぱらiPadで見ているようで、蟲類第1巻20ページを表示したiPadの写真をブログにはりつけています。「人体寄生虫――腹の虫」の項で、ゴカイやウミケムシ、イトメなどの色鮮やかなイラストが並んでいます。『世界大博物図鑑』、何がすごいのか。第一に、百科事典サイズの書物を荒俣宏さんはすべて一人で書いてしまったところがすごい。荒俣宏編でもなければ、荒俣宏監修でもありません。荒俣宏著、なのです。執筆当時、荒俣さんはほとんど平凡社に棲んでいたという伝説も残っています。実際ご本人から深夜電話番をしたと聞いたことがあります。そうして書き上げた大図鑑が全21巻の電子書籍になっています。紙版は全7巻、1巻が20,000円近くした高価な書籍でしたが、それが電子版では内容はすべてそのままに3分冊され、セットで買えば2,400円という大幅なプライスダウン。まさに奇跡の電子書籍です。その「蟲類」(虫類ではありません。古来中国では蛙であれ、虹であれ虫偏のつくものはすべて、虫と考え、それを表すのに「蟲」という文字が使われました)の冒頭に「腹の虫」をもってきたところが荒俣さんのすごいところ。腹の虫こそはアリストテレスをも悩ませた蟲で、蟲類を語るのに、腹の虫をまずもってくるという発想は博物学主義者・荒俣宏さんだからこそできた快挙といっていいでしょう。そこをしっかりつかまえて見せた中川翔子さんもやはりただものではないようです。(2010/10/1)
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