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時代劇画コミック誌のパイオニア!
「コミック乱」連載作家編
時代劇画コミック誌のパイオニア! さいとう・たかをが描く『鬼平犯科帳』(原作・池波正太郎)を中心に、読みごたえある長編作品を掲載した、とことん時代劇の世界を堪能できる本格コミック誌。老若男女を問わず時代劇が好きな男女が読者ターゲット。
さいとう・たかを
大阪府出身。1955年デビュー。第50回小学館審査員特別賞を受賞した『ゴルゴ13』は現在でも連載が続く、記録的な長期連載作品。また『鬼平犯科帳』 『仕掛人藤枝梅安』 『影狩り』 『無用ノ介』 『サバイバル』などで<劇画>をジャンルとして定着させる。2003年紫綬褒章を受章、2010年旭日小綬章を受章。社団法人 日本漫画家協会常務理事。
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わたしの”ゾッコン”本!
コマの運びが“これはおもしろい”と思いましたね
新宝島
手塚治虫
私は、私なんかの年ではめずらしいくらい弁士付の無声映画を観てる。映像が好きだったんだよ。映画監督になりたかった。でも、当時、監督、助監督は大卒でないとなれない職業。「中学出たら、すぐに床屋になって働け」と引導を渡されてた私は、もう映画の世界に入れないのはわかってた。私ほどの映画マニアを見過ごした映画界は「大いなる損失をした」と思うで(笑)。そんなとき『新宝島』を見て、紙で映画が作れると思った。特にコマの運び。“これだったら動いているように見せられる”“こういうコマ運びにしたら、映画のような見せ方ができる”とものすごく興味を持った。それで凝りだした。それまでのマンガは『のらくろ』みたいな、まるで舞台を観てるような描き方だった。映画的な手法で描かれた『新宝島』は、まさに私のこの世界への出発点だと思いますね。
担当編集のイチオシ!
少年コミック誌に連載した巨匠入魂の一作。
無用ノ介
さいとう・たかを
「少年誌を卒業していく読者をつかまえてほしい」---某誌編集長の依頼を受け、巨匠・さいとう・たかをが初めて少年コミック誌に連載した歴史的な作品。悩み、苦しみながらも生きていく剣士・無用ノ介にとことん感情移入し、さいとう・たかをにして「本当に苦労した」と言わしめた入魂の一作です。連載から50年近く経った今も、読者の心を掴んで離しません!!
(担当編集・佐藤真吾)
大島やすいち
京都府出身。1970年「青春の土」にて小学館「週刊少年サンデー」新人賞入選、デビュー。1984年『バツ&テリー』にて、第8回講談社漫画賞受賞。代表作に『おやこ刑事』 (原作:林律雄)『は〜い! ステップジュン』『剣客商売』(原作:池波正太郎)など多数。
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わたしの”ゾッコン”本!
実践的なマンガ理論書。マンガ家になるきっかけとなった本です
マンガ家入門
石ノ森章太郎
それまでのマンガの理論書にはない、実践的な描き方━━どんな考え方でマンガを描くのか、キャラクターや話をどうやって作って、コマをどう配置するか、などが描かれているのが革新的でした。喧嘩は強いけどボクシングのやり方がわからない、とすると、ファイティングポーズの取り方や、パンチの出し方を教えてもらったようなものです。ある程度絵が描けるようになってくるとぶち当たる壁、それに対する回答があるような感じがしました。
わたしの”ゾッコン”本!
同じ話を描いても、ちば先生の語り口にはかなわない
あしたのジョー
原作:高森朝雄 画:ちばてつや
僕たちの世代は『巨人の星』や『あしたのジョー』がリアルタイムなので、こういう企画だとベタですが『あしたのジョー』ですね。『ハリスの旋風』でいろいろなスポーツマンガを描いていたちば(てつや)先生なので、ボクシングは自然な流れだと思います。高森 朝雄(梶原一騎)先生の脚本をどう見せていくのか、子供ながら注目していました。ちば先生の日常芝居、淡々としたなかにあってもそれを観客に見させる技法は、名人芸だと思います。マンガ家として勉強させていただきました。
わたしの”ゾッコン”本!
ほかのことで上手い人が野球マンガを描いた、そんな鮮烈な印象がありました
巨人の星
原作:梶原一騎 画:川崎のぼる
漫画は銭湯にあった雑誌に連載されているもので、だいたい読んでいたのですが、中学に入ったとき初めて買った単行本が『巨人の星』でした。それまで空手や柔道など格闘技を中心に原作を手掛けていた梶原一騎先生が取り組んだ初めて野球マンガで、しかも絵の方は当時子ども心に“うまいな”と思っていた川崎のぼる先生。それまでの野球マンガとは一風変わって、新鮮な印象を受けたのを覚えています。
担当編集のイチオシ!
時代劇小説の金字塔を抜群の画力で描く
剣客商売
大島やすいち 原作:池波正太郎
『バツ&テリー』や『おやこ刑事』ほか、1969年のデビュー以降、多数の作品を手掛けてきた大ベテラン・大島やすいちが、時代小説の金字塔『剣客商売』を描いたコミック乱の看板作品のひとつです。池波正太郎の世界観と大島やすいちが生み出すキャラクターたちが絶妙のマッチングを見せ、幅広い年齢層に愛されています。一話完結の読み切りスタイルなので、初めての方にもオススメですよ!!
(担当編集・佐藤真吾)
みなもと太郎
京都府出身。1967年『別冊りぼん夏の号』掲載の「兄貴かんぱい」でデビュー。2004年歴史マンガの新境地開拓とマンガ文化への貢献に対して第8回「手塚治虫文化賞・特別賞を受賞。『風雲児たち 幕末編』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。代表作に『風雲児たち』など。
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わたしの”ゾッコン”本!
マンガで大河ドラマを描いた、壮大なる叙事詩
ジャングル大帝
手塚治虫
マンガで大河ドラマを描くという発想がなかった時代に描かれた最初のもの。当時は雑誌の連載がまとまって、後で単行本が出るかどうかなんて分からない時代でした。『漫画少年』で7年連載された作品でしたが、1回がだいたい3〜4ページで。それこそ毎回楽しみに首を長くして待っていました。戦前のマンガノウハウの集大成といっていい、壮大なる叙事詩です。
わたしの”ゾッコン”本!
映画で表現できない手法をマンガで描いた手塚先生
ロック冒険記
手塚治虫
手塚先生のマンガを評して映画的手法とよく言われる。でも、実は、映画で表現できない手法を手塚先生はこの作品で表現しています。『ロック冒険記』第2巻、43ページ3コマ目と4コマ目の飛躍は“ただごとじゃない”と感じました。このコマに線が入ってシュッ、シュッと鳥人の放ったヤリが刺さった音が入っていれば自然なコマの流れですが、あえてそれをしていない。それまでの流れを殺している。映画でこのシーンを再現しようとすると、ワイプやダブラシなどいろんな手法があると思いますが、どうしてもギャグになってしまう。それだけ唐突なんだけど、マンガ表現としては成立している。“他のマンガとぜんぜん違う”と子供心に思いました。
担当編集のイチオシ!
“歴史”が編み上げる奇跡のような人間模様
風雲児たち 幕末編
みなもと太郎
坂本竜馬を主人公にして幕末の歴史を描くため、なんと〈関ヶ原の戦い〉からスタートした連載だが・・・日本を動かした群像たちを著者独特の視点でギャグを織り混ぜながら描く歴史大河ドラマ。その連載は今ようやく〈桜田門外の変〉に到達。『ワイド版風雲児たち』全20巻に続き、この『風雲児たち 幕末編』も現在22巻目を刊行。著者いわく「歴史が編み上げていく奇跡のような人間模様」を「学校ではどうしてあんなにつまらなく教えられるのかわからない」。 歴史ファンよ、この作品を読め!!
(担当編集・林徹夫)
八月薫
埼玉県出身。代表作に『ホテルで抱きしめて』(シナリオ:粕谷秀夫)『マイピュアレディ』(コンテ、シナリオ:とみさわ千夏)『本当にあったHな体験教えます』など。
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わたしの”ゾッコン”本!
見たことのないタッチに衝撃!!
アリオン
安彦良和
この作品を初めて見たとき、その劇画のような、アニメのような、アメコミのような……今まで見たことのない絵に衝撃を受けました。格好良く、躍動感のあるタッチでギリシャ神話の世界を見せてくれます。今でも手に届くところに置いてある作品です。
担当編集のイチオシ!
時代を超えて感じる艶の世界
浮世艶草子
八月薫 シナリオ/篁千夏
「抜群の画力」&「精緻な考証」で江戸の性文化を物語化した人気シリーズです。江戸の町で行われてきた市井の男女問題から、日本全国に存在したローカル性文化、江戸時代の有名人たちにまつわる性の伝説まで……各話読み切りスタイルで収録。江戸時代も、平成の世も……男女のやることは変わりません!!
(担当編集・佐藤真吾)
ながてゆか
愛知県出身。1995年に週刊少年マガジン新人漫画賞入選、デビュー。代表作「TENKAFUBU 信長」、「蝶獣戯譚」シリーズ、「SILENCER」(原作:史村翔)など多数。
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わたしの”ゾッコン”本!
いまだったら表現規制もある?シノヌラがカッコよかった
ガンフロンティア
松本零士
ヒロインのシノヌラがカッコよくて。私が描いている女性キャラはかなり影響を受けていると思います。立居振舞とかではないのですが、シノヌラの醸し出すクールな感じが好きでした。おそらくいまだったら表現規制もあるんじゃないでしょうか? だいぶエッチですし。
わたしの”ゾッコン”本!
「えっ、ここで終わり?」という読んだあとの余韻がすごい!!
凍鶴(いてづる)
上村一夫
上村一夫先生の作品を挙げる漫画家さんは多いと思います。女性がきちんと描かれている作品が好きですが、この作品の場合、読み切り形式の1話1話の切れどころがすばらしいんです。「えっ、ここで終わり?」という読んだあとの余韻がすごくて。舞台は花柳界ですが、おそらく上村先生は、花柳界が存在していた昭和初期の、こういう時代の雰囲気が好きなんだろうな、と感じます。少ないページ数のなかにギュっとつまっていて、『蝶獣戯譚』も私的にはかなり上村先生の影響を受けていると思います。
担当編集のイチオシ!
圧倒的な画力と構成力で描かれる剣戟
蝶獣戯譚U
ながてゆか
悪党を狩る忍び…通称・狩人と呼ばれるヒロイン・於蝶(おちょう)の活躍を描く、伝奇アクション時代劇です。圧倒的な画力と構成で描かれる剣戟は、読む者を圧倒いたします! そして於蝶の魅力のひとつとして挙げられるのは、凄腕の忍者でありながら、昼間は艶やかな太夫として活動している点。表の顔は遊女、裏の顔は忍者という「二面性」を比べて読むのも面白いはず。
(担当編集・佐藤祐介)
秋月めぐる
滋賀県出身。少年誌でのサッカーマンガ、青年誌での傭兵ものや麻雀マンガを経て、月刊コミック乱にて『料理屋花善物語』(シナリオ:青木健生)をシリーズ連載。現在、月刊コミック乱にて『算法少女』をシリーズ連載中。
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わたしの”ゾッコン”本!
『サバイバル』のことならいつまでも語れます
サバイバル
さいとう・たかを
僕のなかではバイブルです。いつか、何か起こったときに生き残れるのではないか、という意味で『サバイバル』ですね。小学生くらいのときに初めて目にしたんですが、青年マンガの手法というか、ものすごくリアルだったんです。一つ一つ細かい解説が入っていて、たとえば“ネズミはものすごい気温が低いところでも生き残って一番厄介な敵である”とか。『十五少年漂流記』や『ロビンソンクルーソー』が外国のお話で、距離感があったんですが、『サバイバル』はもろ日本で。ものすごく身近に感じて“生き残っていく”感覚がすごく印象に残っています。
わたしの”ゾッコン”本!
怪談や都市伝説の元ネタを探すおもしろさ
近代異妖篇 - 岡本綺堂読物集三
岡本綺堂
怖がりではあるのですが、怪談は好きで。“幽霊はいない”と頭でわかっていても、話を聞いているうちにゾッとする瞬間があるのがおもしろい。岡本綺堂はもともと中国の読み物を翻訳している方なので、全部が全部彼のオリジナルというわけではないのですが、この短編に収められている「木曽の旅人」は、現代の都市伝説にもあるようなエピソードなんです。こんなところにルーツがあるのか、という発見。元ネタを知る楽しみがあります。
担当編集のイチオシ!
一度読むとやみつきに
算法少女
秋月めぐる 原作:遠藤寛子
数学ってなんのために勉強するの…? そんな疑問に答えてくれるのが今作です。算法(和算)が大好きな少女・あきが知的好奇心を燃やす姿は、学ぶことの大切さや素晴らしさを再考させてくれます。理数系が苦手な方も楽しめる「さわやか青春ストーリー」は、一度読むとやみつきになります!
(担当編集・佐藤祐介)
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