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三田誠広の小説教室
三田誠広 (みた まさひろ)
1948年、大阪府生まれ。早稲田大学文学部卒業。高校在学中に『Mの世界』で作家デビュー。1977年、『僕って何』で芥川賞を受賞。『いちご同盟』『地に火を放つ者』など著書多数。日本文藝家協会副理事長。武蔵野大学文学部教授。
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当連載は、基本的に第二、第四金曜に更新します。 ぜひ、お気に入りに登録してご覧ください。

NEW >>第八十二回 異国での日常に飽いた主婦の不倫を描いた、大庭みな子『三匹の蟹』について
【2016/09/23更新】
→第八十一回 何げない日常の裂け目【2016/09/09更新】
刑務官をとりまく生と死を硬質な文体で描いた、丸山健二『夏の流れ』について
→第八十回 酷寒の河と篝火【2016/08/26更新】
戦後の農村を背景に清純な母子像を描いた、高井有一『北の河』について
→第七十九回 裏返しの『人間失格』【2016/08/12更新】
現代社会における“実存”を問う傑作、村田沙耶香『コンビニ人間』について
→第七十八回 芥川賞の珍事というべきか【2016/07/22更新】
剣豪小説の第一人者が描く剣の深奥、五味康祐『喪神』について
→第七十七回 ふつうの幸せと小さな破綻【2016/07/08更新】
ささやかな幸せの脆さを描いた、庄野潤三『プールサイド小景』について
→第七十六回 スタイルだけで成立する小説【2016/06/24更新】
孤独で斬新な愛の世界を描いた、古井由吉『杳子』について
→第七十五回 宗教的時空の不思議な味わい【2016/06/10更新】
混沌とした世界における病める魂を描いた、吉田知子『無明長夜』について
→第七十四回 死と隣り合わせのユーモア【2016/05/27更新】
敗戦後の囚人体験を軽快な筆致で描いた、古山高麗雄『プレオー8の夜明け』について
→第七十三回 心にしみる故郷の風景【2016/05/13更新】
青春の大連を郷愁とともに清冽に描いた、清岡卓行『アカシヤの大連』について
→第七十二回 見事な文体と問題提起【2016/04/22更新】
軍馬の世話をする青年の苦悩を描いた、田久保英夫『深い河』について
→第七十一回 終戦直後の貴重な証言【2016/04/08更新】
歴史の転換期に直面した知識人の苦悩を描いた、堀田善衛『広場の孤独』について
→第七十回 余裕で語るユーモラスな不条理【2016/03/25更新】
孤独な人間が体験した不条理な世界を描いた、安部公房『壁』について
→第六十九回 教養で書く文学の魅力【2016/03/11更新】
人生の年輪が刻む不可知の世界を描いた、丸谷才一『年の残り』について
→第六十八回 夫婦って何だか不気味【2016/02/26更新】
「夫婦」という関係をユーモアと毒を込めて描いた、本谷有希子『異類婚姻譚』について
→第六十七回 主人公のいない不思議なマルチドラマ【2016/02/12更新】
親類たちそれぞれの記憶と時間が広がっていく、滝口悠生『死んでいない者』について
→第六十六回 おしゃれな文体・おしゃれな生活【2016/01/22更新】
人と世界の関係を鮮やかに詩的に描いた、池澤夏樹『スティル・ライフ』について
→第六十五回 明るい日常性の静かなパワー【2016/01/08更新】
セクシャル・マイノリティたちの日常を描いた、藤野千夜『夏の約束』について
→第六十四回 賛嘆と当惑の話題作【2015/12/25更新】
華麗な筆致と壮大な文学的探求で文学界に衝撃を与えた、平野啓一郎『日蝕』について
→第六十三回 私的な体験から普遍の真理へ【2015/12/11更新】
暴力を通じて宗教の暗部を暴いた、花村萬月『ゲルマニウムの夜』について
→第六十二回 人生の断片に宿る不思議な輝き【2015/11/27更新】
旅館従業員と盲目の老女の交流を描いた、藤沢周『ブエノスアイレス午前零時』について
→第六十一回 文体の強度とは何か【2015/11/13更新】
黒人兵と寒村の子供たちとの無残な悲劇を描いた、大江健三郎『飼育』について
→第六十回 完成された中間小説【2015/10/23更新】
敗戦直後の世相と闘牛興行に奔走する男を描いた、井上靖『闘牛』について
→第五十九回 心の奥底に雨が降る【2015/10/09更新】
性を通して精神と肉体の関係を探求した、吉行淳之介『驟雨』について
→第五十八回 小説は現実を映す魔法の鏡【2015/09/25更新】
介護を軸に世代間の無理解を描いた、羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』について
→第五十七回 文学的な香りとは何か【2015/09/11更新】
苦境にあえぐ母子を幻想的な手法で描いた、小野正嗣『九年前の祈り』について
→第五十六回 遠い戦争の記憶【2015/08/28更新】
少年の視点で敗戦後の苦境を描いた、三木卓『鶸(ひわ)』について
→第五十五回 芥川賞の黄金期【2015/08/14更新】
打算と虚栄に満ちた社会を鋭く風刺した、開高健『裸の王様』について
→第五十四回 お笑いと純文学は似ている【2015/07/24更新】
お笑い芸人初の芥川賞受賞作、又吉直樹『火花』について
→第五十三回 夫婦の愛を描いた珠玉の私小説【2015/07/10更新】
破局寸前の夫婦関係の機微を丹念に描いた、津村節子『玩具』について
→第五十二回 時代と社会を私小説の手法で描く【2015/06/26更新】
終戦後の日米関係を鋭く諷刺した、小島信夫『アメリカン・スクール』について
→第五十一回 社会的なテーマを描くということ【2015/06/12更新】
米兵による少女暴行事件を描いた、大城立裕『カクテル・パーティー』について
→第五十回 観念だけで書いたすごい小説【2015/05/22更新】
人間の心の暗部や醜さを描いた、遠藤周作『白い人』について
→第四十九回 小説とは時代を写す鏡【2015/05/08更新】
恋愛小説の名手による初期の名作、田辺聖子『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』について
→第四十八回 不思議な名作を味わってみよう【2015/04/24更新】
ナチスに抵抗する精神科医の苦悩を描いた、北杜夫『夜と霧の隅で』について
→第四十七回 永遠の名作をじっくり鑑賞しよう【2015/04/10更新】
貧窮の中に結ばれた夫婦の愛を描いた、三浦哲郎『忍ぶ川』について
→第四十六回 意外な名作を楽しもう【2015/03/27更新】
森鴎外の日記をめぐる物語、松本清張『或る「小倉日記」伝』について
→第四十五回 私小説の不思議な輝き【2015/03/13更新】
戦前・戦後の時代と若者を描いた、安岡章太郎『悪い仲間』『陰気な愉しみ』について
→第四十四回 いま確認したい平和の大切さ【2015/02/27更新】
軍国少女の青春を描いた反戦小説、郷静子『れくいえむ』について
→第四十三回 前向きであることの輝かしさ【2015/02/13更新】
人生の「闇」に触れた少女の心を清冽に描いた、高樹のぶ子『光抱く友よ』について
→第四十二回 心温まるリアリズムの穏やかさ【2015/01/30更新】
父の死と初恋を螢の美しい輝きの中に描いた、宮本輝『螢川』について
→第四十一回 ここにもカフカがいる【2015/01/16更新】
平凡な日常に時おり現れる異界を描いた、小山田浩子『穴』について
→第四十回 読みやすい実験小説【2014/12/26更新】
アンネ・フランクと現代女性の邂逅を描いた、赤染晶子『乙女の密告』について
→第三十九回 二人称小説の可能性【2014/12/12更新】
二人称で語られたホラー小説、藤野可織『爪と目』について
→第三十八回 記憶とは何か真実とは何か【2014/11/28更新】
記憶の美しさと不確実性を描いた、朝吹真理子『きことわ』について
→第三十七回 建物が主役の小説【2014/11/14更新】
写真集に収められた家を軸に時代と人間を描いた、柴崎友香『春の庭』について
→第三十六回 私小説の心地よさ【2014/10/24更新】
現代の底辺を描いた私小説、西村賢太『苦役列車』について
→第三十五回 男のモラルっていいものだ【2014/10/10更新】
ハードボイルドを日本に開花させた、生島治郎『追いつめる』について
→第三十四回 時代の旗手が輝いていた時代【2014/09/26更新】
体制批判小説をめぐる陰謀を描いた、五木寛之『蒼ざめた馬を見よ』について
→第三十三回 貧困と孤独について【2014/09/12更新】
少年僧の孤独と怨念を描いた、水上勉『雁の寺』について
→第三十二回 日常生活は素材の宝庫【2014/08/22更新】
東京下町を背景に庶民の哀歓を描いた、出久根達郎『佃島ふたり書房』について
→第三十一回 強い男のやさしさ【2014/08/08更新】
疲れた心に効く家族小説の最高峰、重松清『ビタミンF』について
→第三十回 私小説は娯楽小説だ【2014/07/25更新】
底辺に住む人々の情念を描き切った、車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』について
→第二十九回 小説の魅力はセリフに尽きる【2014/07/11更新】
戯曲を著者自身が小説化した作品、つかこうへい『蒲田行進曲』について
→第二十八回 日本独特のセンチメンタルな文体【2014/06/27更新】
史上初めて乱歩賞と直木賞をW受賞した話題作、藤原伊織『テロリストのパラソル』について
→第二十七回 母……重要な文学テーマ【2014/06/13更新】
母の生涯を清冽な文体で描いた、李恢成『砧をうつ女』について
→第二十六回 身辺スケッチの輝き【2014/05/23更新】
少年の眼が捉えた戦後のオキナワを描いた、東峰夫『オキナワの少年』について
→第二十五回 時代を画するということ【2014/05/09更新】
反倫理的な内容が社会的な議論を巻き起こした、石原慎太郎『太陽の季節』について
→第二十四回 事実と真実の重み【2014/04/25更新】
自らの離婚体験を誠実な筆致で描いた、日野啓三『あの夕陽』について
→第二十三回 静かで穏やかな悪夢の世界【2014/04/11更新】
妊娠した姉を見つめる妹の悪意の日記、小川洋子『妊娠カレンダー』について
→第二十二回 日常ってすごい【2014/03/28更新】
都会に住む若者の孤独を叙情的に描いた、青山七恵『ひとり日和』について
→第二十一回 誰も書いていないテーマ【2014/03/14更新】
同期入社の男女の友情を描いた、絲山秋子『沖で待つ』について
→第二十回 ポップで楽しい前衛【2014/02/28更新】
都市の民話的世界を新しい視点で捉えた、多和田葉子『犬婿入り』について
→第十九回 超難解な前衛文学【2014/02/14更新】
言語をめぐって連環してゆく物語、円城塔『道化師の蝶』について
→第十八回 文学は一生の楽しみ【2014/01/24更新】
雪深い集落での奇妙な体験を描いた、森敦『月山』について
→第十七回 時代の風が吹く【2014/01/10更新】
夫とめぐる失われた過去への旅を描いた、鹿島田真希『冥土めぐり』について
→第十六回 暗いリアリズムの魅力【2013/12/27更新】
逃げ場のない血と性の物語、田中慎弥『共喰い』について
→第十五回 圧倒的迫力のアンチロマン【2013/12/13更新】
妄想と現実の連鎖を饒舌に描いた、笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』について
→第十四回 無邪気な主人公をしたたかに描く【2013/11/22更新】
ナイーブな少年の目線で描いた青春文学、庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』について
→第十三回 ただの自然主義ではないすごい小説【2013/11/08更新】
 「血の宿命」を背負った青年の葛藤を描いた、中上健次『岬』について
→第十二回 大人の恋は若者にはファンタジーだね【2013/10/25更新】
大人の孤独と狡猾さを表現した、林真理子『最終便に間に合えば・京都まで』について
→第十一回 主張のある作品からポップな作品へ【2013/10/11更新】
8つの名曲のタイトルを冠した恋愛短編集、山田詠美『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』について
→第十回 社会問題へのまなざし【2013/9/27更新】
経済大国の底辺に生きる女性たちを真摯に描いた、笹倉明『遠い国からの殺人者』について
→第九回 本当の自分を求めて【2013/9/13更新】
女性の友情と亀裂を描いた傑作長編、角田光代『対岸の彼女』について
→第八回 幽霊を出すタイミング【2013/8/23更新】
定年間近の駅長に訪れた奇跡を描いた、浅田次郎『鉄道員(ぽっぽや)』について
→ 第七回 小説には流行がある 【2013/8/9更新】
日本語の限界に挑んだ著者75歳のデビュー作、黒田夏子『abさんご』について
→ 第六回 新しいテーマは目の前にある 【2013/7/26更新】
全共闘時代をナイーヴな若者の視点で描いた、三田誠広『僕って何』について
→ 第五回 たまには懐メロもいいものだ 【2013/7/12更新】
’60年代の若者のバイブルとなった青春文学、柴田翔『されど われらが日々――』について
→ 第四回 ファンタジーは現実の反映である 【2013/6/28更新】
幻想的な世界に女性の葛藤を描いた、川上弘美『蛇を踏む』について
→ 第三回 人間と社会を描くということ 【2013/6/14更新】
破綻に向かう夫婦を淡々と描いた、伊藤たかみ『八月の路上に捨てる』について
→ 第二回 さえない女の子のさえない現実 【2013/5/10更新】
綿矢りさ19歳の芥川賞受賞作『蹴りたい背中』について
→ 第一回 「文学」への第1歩 【2013/4/17更新】
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