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  • 2016年9月、アップルのスマホ最新機種、iPhone 7/7 Plusが世界発売された。搭載された数々の新機能の中でも、とくに日本国内で大きな話題となったのが、決済サービスであるApple Pay(アップルペイ)の電子マネー「Suica」への対応だった。Suicaは国際標準規格と異なる日本独自の方式FeliCa(フェリカ)を採用しているため、それまではiPhoneで使用できなかった。では、なぜアップルは方針を変え、フェリカを採用するに至ったのか。本書ではその理由について、事の経緯と、アップルと、Suicaを発行するJR東日本双方の戦略意図を探りながら考察している。また同時に、強力な決済サービスを展開するアップルペイが金融業界へ与えるインパクト、および業界地図をいかに塗り替えるかを占う。著者は、流通、情報通信、金融分野を中心に活躍するジャーナリスト。
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    投稿日:2017年09月25日
  • 現代の日本企業や日本人に「イノベーションが足りない」「創造的(クリエイティブ)でない」といった嘆きがよく聞かれる。だが、極東の小さな国が、一時はGDP世界第2位まで上りつめ、今でも国際競争力を持つ産業分野を多数有するまでに至ったのは、紛れもない事実だ。経済成長の原動力となった日本人の創造性が開花したのは戦後だけではない。とくに明治維新による近代化は日本史上できわめて重要だ。本書では、その明治から昭和初期にかけての日本の近代史を「創造的対応(creative response)」の視点から描いている。創造的対応とは、状況の変化に、現存する慣行の延長線上ではなく、その枠外から新たなアイデアをもって対応することである。維新の志士たちの官僚として、また殖産興業の担い手としての活躍、財閥の勃興、科学者たちによる知識ベースの産業振興などを対象に、豊富なエピソードとともに論じている。著者は、一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。イノベーションを核とした企業の経営戦略と組織の史的研究を専門とする。
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    投稿日:2017年09月25日
  • 世界でもっとも先端的な企業の一つにグーグルを挙げるのに異論のある人は少ないだろう。次々に繰り出す新技術やアイデア、製品・サービスの他にも、創造性や生産性を最大限に高めるユニークな仕事術や職場環境、マインドフルネスをはじめとするエクササイズなどが、しばしばメディアで取りざたされる。本書で取り上げられるのは、「スプリント」と名づけられたデザインや商品・サービス開発、意思決定のメソッドである。5日間の集中セッションによるグループワークで、ゼロからプロトタイプ(試作品)の実地テストまでを行う“最速”のプロセスであり、主にスタートアップの支援を行うグーグル・ベンチャーズ(GV)で実践されている。本書では、スプリントの生みの親であるジェイク・ナップ氏と、GVで彼とともにスタートアップでのアイデア実現のためのスプリント活用を進めた2人が、自らスプリントについて具体的かつ詳細に解説している。
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    投稿日:2017年09月25日
  • テクノロジーの進展や市場の変化、低金利などの要因から、「銀行」をはじめとする金融業界に激震が走っている。世界的に見れば、Apple Pay、Alipayなどの決済サービスを中心としたIT企業の金融への進出がめざましい。日本では地銀の再編、メガバンクによる仮想通貨の計画などの動きがある。本書では、こうした金融業界における近年のトレンドや経済、社会の動向を分析した上で、「未来の銀行の姿」を大胆に予測。モバイル型、プライベートバンク型、投資銀行型、クラウド型という4タイプに分け、低金利や他業種の競合による個人預金の流出リスクにどう対応すべきかが、生き残りのカギになるとしている。著者はテクノロジーアナリストで、GFリサーチ合同会社代表、株式会社ナビゲータープラットフォーム取締役。日経BizGateでの連載など多方面で分析や執筆を行っている。
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    投稿日:2017年09月25日
  • UAE(アラブ首長国連邦)と聞いて、サッカーW杯アジア予選などでの日本代表の強敵といったイメージ以外思い浮かばない人が多いかもしれない。あとは石油大国、砂漠の近代都市・ドバイといったところだろうか。そのドバイやアブダビなど7つの長国からなるUAEは、居住者人口900万人ほどの中東の小国。だが、世界第22位の一人当たりGDPを誇る豊かな国であり、外国人居住者が90%(世界一の比率)のグローバル大国である。本書では、そのUAEの実像をさまざまな角度から紹介。原油の輸入元、石油会社をはじめとする日系企業の進出など日本との関わりが深いにも関わらず、ほとんど知られていない砂漠のグローバル大国の素顔を明らかにしている。著者は、前・在UAE特命全権大使。2015年に外務省退官後は国立研究開発法人海洋研究開発機構・国際審議役を務めている。
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    投稿日:2017年07月25日
  • かつてその高い技術力に裏打ちされた国際競争力で、自動車産業とともに栄華を誇った日本の電機産業。今や存亡の危機に陥っている大手企業の名前を出すまでもなく低迷し、衰退の一途をたどっているようにも見える。どこに誤りがあったのか。本書では、危機的な現状とそこに至るまでの構造的な変化、低迷した理由などを広く分析。著者がアドバイザーとして設立を主導した、日立・東芝・ソニーの液晶ディスプレイ事業統合による新会社「ジャパンディスプレイ」の事例を引きながら、これまでの「失敗」を教訓に、今後日本の電機産業ならではの強みを生かして復活する方策を提言している。著者は、2009年に共同創業した株式会社産業創成アドバイザリーで代表取締役を務める。日本ビクターでビデオの研究開発に従事した後に証券アナリストに転じ、ドイツ証券などで活躍した異色の経歴を持つ。
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    投稿日:2017年07月25日
  • 2016年4月に開校した通信制高校「N高等学校」が、その斬新な教育手法で、教育界のみならず一般にも多大なインパクトを与えている。同校は、カドカワ株式会社が開設、運営する、インターネットを活用した文部科学省認可の正規の通信制高校。カドカワは、2014年10月に出版・メディア事業をメインとするKADOKAWAと、ニコニコ動画などのサービスで知られるIT企業ドワンゴが経営統合して設立された会社だ。本書では、KADOKAWAとドワンゴのノウハウとスキル、実績が注ぎ込まれた「N高」を徹底取材し、そこに現れた「新しい教育のかたち」を具体的に紹介している。初年度から2,000人の生徒を集めた同校は、どんな生徒にも「居場所」を提供するものだった。著者はビジネス系の記事、書籍を主に手がけるフリーランスライター。
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    投稿日:2017年07月25日
  • 分析心理学(ユング心理学)、臨床心理学の日本における第一人者であり、文化庁長官も務めた、京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、河合隼雄氏(2007年に逝去)。また日本文化・言語・科学・芸術など幅広い分野にわたる現代思想の著作がある哲学者、中村雄二郎氏。この両大家が対談し、初版が1984年に出版された後、新装版が出されるも品切れになっていた名著を、再度新装版として世に出したのが本書である。テーマは、河合氏が初めて日本に紹介・導入した「箱庭療法」。砂の入った箱の中に自由にさまざまなモノを並べるというシンプルな方法で、精神疾患や心身症の心理療法の一つとして用いられる。「明石箱庭療法研究会」で実際につくられた箱庭の事例をもとに両者が話し合うことで、中村氏の「都市論」の研究に関連する「トポス(場所)」としての箱庭の役割などの新しい知見が見出されている。
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    投稿日:2017年07月25日
  • 1716年に奈良で創業し、2016年に300周年を迎えた老舗「中川政七商店」の動きが注目を集めている。元は手績み手織りの麻織物の商いを中心としていた同社だが、近年は全国約50店舗の直営店などで工芸品をベースにした雑貨の自社ブランドを展開、そのセンスの良さに若い世代からも広く支持を集めている。その同社のブランド展開をリードするとともに、業界特化型コンサルティングや合同展示会を含む「日本市プロジェクト」などで日本の工芸界全体の活性化に挑んでいるのが、13代代表取締役社長の中川淳氏(2016年11月に十三代中川政七を襲名)だ。本書では、13代中川社長自らが、これまでの歩みと経営に対する考え方、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンとその実践について語っている。中川淳氏は2015年に「ポーター賞」、2016年に「日本イノベーター大賞」優秀賞を受賞。テレビ出演などメディアへの露出も多い。
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    投稿日:2017年06月27日
  • 日本人の死亡原因第1位は、1981年から変わらず「がん」である。そのがんの特効薬、末期がんにさえ劇的な効果があるとして医療界に多大なインパクトを与えた新薬が、日本の小野薬品工業が米製薬大手のブリストル・マイヤーズスクイブと共同開発した「オプジーボ」だ。2014年9月に販売開始。昨年春にはその薬価の高さが問題となり、公的医療保険財政への影響を危惧した政府の方針により2017年2月から半額に引き下げられたことも話題になった。本書では、オプジーボをめぐるこれまでの経緯と現状、薬効のメカニズム、課題と今後の可能性などを、関係者への取材などをもとにリポートしている。オプジーボについては、日本経済新聞社が東京と大阪から医療担当の専門記者を集結させてプロジェクトチームを立ち上げ、2015年末から取材を始めている。本書は、その結果をまとめた日経産業新聞の長期連載「免疫革命?がんは消えるか」を軸に再構成したものである。
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    投稿日:2017年06月13日
  • 私たちを取り巻く環境、世界が以前にも増して複雑化しているのは、誰の目からも明らかだろう。膨大な情報、多様な価値観が入り乱れ、変化も激しい現代社会で、本来の「人間らしさ」を取り戻すのは困難のようにみえる。日本で「断捨離」がブームになっているのに、そうした背景があるのは確かだろう。本書は、1895年にフランスで刊行され、欧米でミリオンセラーとなった「La vie simple」の邦訳。当時の欧米では、産業革命後の工業化により、社会全体としては豊かになる一方で、貧富の差が広がりつつあった。現代と似たところもある激動の時代にあって著者は、人間らしさとは「簡素な生き方」「簡素な精神」にあるとし、物質的な豊かさやそれに伴う虚栄心や権威欲、傲慢さや野心などにとらわれない「善き人間」になるための考え方を説いている。著者のシャルル・ヴァグネル(1852-1918)はフランスの教育家、宗教家で、近代フランス初等教育を宗教から独立させ、無月謝の義務教育として確立させた功績でも知られる。
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    投稿日:2017年06月13日
  • グーグルが社内でやっている神速仕事術
    「働き方改革」が議論される昨今、われわれの仕事の仕方が問い直されている。改革のポイントの一つが、より少ない時間でより価値のあるアウトプットを生み出す、生産性向上の方法にあるのは間違いない。本書では、ビジネスの現場でより大きな仕事に注力するための時間効率の上げ方、イノベーションにつながるアイデアをチームでつくり上げる方法、チーム内のコミュニケーションを円滑にすすめる方法など、今の日本のビジネスパーソンにもっとも必要とされるであろう、生産性を上げつつ創造力を高める方法を紹介している。グーグルで働いていた著者が、具体的にどういう仕事の進め方をしていたか、豊富な実例を挙げながら解説している。著者はポーランド生まれで2000年に来日し、2011年よりグーグルにて、人材育成と組織開発などの分野で活躍している。
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    投稿日:2017年05月23日
  • 新聞、テレビ、出版…メディアたちの生き残りをかけた攻防
    インターネット上には、膨大な量のニュースやブログ記事、SNSの書き込み、画像・動画などのコンテンツが溢れている。それらは、かつては新聞社や出版社、放送局が一定のパッケージ(新聞や書籍、番組など)として提供していたものだ。今ではパッケージは細かく分断され、個々のコンテンツがヤフーニュースをはじめとするポータルサイトなどで消費される。多大なアクセスを獲得するポータルサイト(=メディア)は、コンテンツの中身や価値・価格を都合のいいように改変したりもするようになった。本書では、こうしたメディアと、それに抵抗するコンテンツ提供企業のせめぎ合いを取材。昨今の「まとめサイト」問題など、現代から近未来へのメディアとコンテンツのあり方を考える上で示唆に富む分析を提供している。
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    投稿日:2017年05月23日
  • 儲かっている会社には理由がある
    多くの企業では、新しく開発された技術アイデアは、できるだけ早く特許出願をしてライバルによる盗用から守ろうとするのが一般的だろう。しかし、実は出願された特許の内容はインターネットに公開されており、世界中の人が自由に見ることができるのだという。「知財コミュニケーター」の肩書で活躍する本書の著者は、海外へのアイデア流出により日本のモノづくりが衰退した一因に、この特許公開があると指摘する。本書では、こうした事態を防ぐとともに、知財を戦略的に利用し、競争力を高める方法について、タイトルにあるサントリーの緑茶飲料「伊右衛門」やコカ・コーラを始めとするさまざまな事例を紹介しながら探っている。著者は(株)グリーンアイピー代表取締役、知財コミュニケーション研究所代表。東京農工大学大学院とものつくり大学で非常勤講師(知財戦略論)も務める。
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    投稿日:2017年05月09日
  • 土着国家から植民地、そして経済発展。500年の人々のドラマ。
    中国、日本などの東アジアと、インドを中心とする南アジアに挟まれた11の比較的小さな国々からなる東南アジア。ヨーロッパ諸国による植民地化、第二次世界大戦中の日本による占領といった負の歴史を抱えながら、今では新興国として経済成長を遂げつつある国家も多い。戦後も日本との関係は深く、ODA(政府開発援助)や日本企業の進出・投資、貿易などが盛んに行われているのは改めて触れるまでもないだろう。本書は、そんな東南アジアの植民地化以降の歴史を辿りつつ、当地域の特徴や他のアジアや欧米との関係、ASEAN統一を含めた今後の展望などを論じている。東南アジアを読み解く重要なポイントは、多様性と統一への志向のアンビバレンスにある。著者は拓殖大学国際学部教授で、かつてアジア経済研究所地域研究第一部主任調査研究員を務めていた。
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    投稿日:2017年05月09日
  • 「指示待ち人間」を作らないための教科書
    いつの時代も、いわゆる「最近の若者」は「指示待ち人間」で、自分の頭で考えようとしない、といった嘆きが聞かれる。部下が指示待ち人間ばかりだと上司に負担がかかり、上司がいなければ業務が進まなくなる。自分で考えて動けない部下はいつまでたっても成長しないし、組織全体としての創造性も阻害される。本書では、農学者である著者が研究室運営の経験から習得した「自発的部下」を育てる具体的な方法を指南。上手なほめ方など、部下との関係を良好に保ちつつ成果を上げるコツと考え方にも言及している。
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    投稿日:2017年04月28日
  • 経済学の第一人者による、実践的な経済入門書
    「経済学」に対して、数学や数字をふんだんに用いる理論的な学問のイメージを持っている人は少なくないのではないか。あるいは、国家や国際間の動きに関わるものであり、目の前の仕事にはダイレクトに結びつくものではないと考える人もいるだろう。だが、本書では、経済学にはカネやモノ、情報の動きだけでなく、ヒトの感情も大きく関わることを強調。また、ビジネス、企業経営も経済現象の一つであり、どんな仕事をしているにせよ「経済を見る眼」は必要不可欠であるとしている。本書は、その「眼」を養うための、難しい数式を一切使わない経済入門書である。著者は、「経済学とは人間の学問である」と主張する。
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    投稿日:2017年04月28日
  • 9割の人が人工知能に職を追われる!?
    2030年頃には、人間と同等に自ら判断してさまざまな知的作業をこなせる「汎用人工知能(AI)」が開発されるといわれている。今でも「AIに仕事を奪われる」ことを危惧する人が多いが、汎用AIの登場後、2045年頃までには、いよいよそれに現実的に対処する必要にせまられる可能性が高い。雇用や社会保障をはじめ、現在の社会構造や経済を大きく変革せざるを得なくなりそうだ。本書では、その変革の一つとして「ベーシックインカム(BI)」の導入を提案している。AIとBIによって人々を「生活のための労働」から解放し、より豊かな社会をめざす。本書では、AIの進化とそれによって社会がどう変わるかを概観しつつ、BI導入による「有用性」にとらわれない価値観への転換の可能性を探っている。
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    投稿日:2017年04月14日
  • 最強の知を誇る2人の情報収集術
    元NHK記者・ニュースキャスターで数々の著書やテレビ出演でお茶の間でも馴染みの深いジャーナリストの池上彰氏。鋭く本質を突きつつ、わかりやすい時事解説には定評がある。片や、外交官として活躍した後、作家として軍事・インテリジェンス・歴史・神学史などの分野で膨大な著書のある“知の巨人”佐藤優氏。両氏は、多忙な中でさまざまなメディアから大量の情報を効率よく収集し、糧としていることでも共通している(池上氏は毎日11紙の新聞を、佐藤氏は月平均300冊の書籍を読んでいるという)。本書では、そんな両氏の対談により、各自が新聞・雑誌、インターネット、書籍などから、何を選び、どのように情報と知識をインプットしているのかを大公開。2人が普段読んでいる具体的なメディア・コンテンツの名称を網羅するとともに、それらからの情報をいかに知識や教養に変えていくか、といった高度情報社会を生き抜くヒントが得られる。
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    投稿日:2017年04月14日
  • ご飯つくりすぎ子と完食系男子
    「食モノ」漫画好きにも、恋愛漫画好きにもオススメしたいのが本書、『ご飯つくりすぎ子と完食系男子』です。誰かにご飯を作ってあげたり、作ってもらったり、「食」を共にするということは、実は特別な関係の相手のみに許された行為です。ほぼ初対面ながら、色々な過程を飛ばして、「食」を共有する関係になってしまった男女の、「今更そこを照れるの!?」という、甘酸っぱいやりとりが本書の見所です。その中でも個人的にお気に入りのシーンは、おいしそうにご飯を食べる平瀬を、荻野が初めて目の当たりにするシーン。「おいしいと言ってもらえることは、自分の恥ずかしい部分を受け入れてもらえているようでドキドキする」という荻野のモノローグに、「食」の奥深さと、自分の気持ちを素直に認めることから始まる、恋愛の醍醐味がつまっているように思いました。そしてこれこそが、本書の面白さだと思います。お腹が空くと、誰かに会いたくなる、誰かと一緒にご飯を食べたくなる、という経験が誰にでもあるかと思うのですが、食と恋はとても密接な関係にありそうです。今後は「食」を通して恋愛模様が広がっていく予定です。続きも是非お楽しみください。
    投稿日:2017年04月01日
  • ラグビー元日本代表ヘッドコーチが教える、成功への心構え
    強豪・南アフリカ代表への勝利など、2015年ラグビーワールドカップ(W杯)、イングランド大会における日本代表の大躍進は、いまだ日本国民の記憶に焼きついているのではないだろうか。同大会でヘッドコーチ(監督にあたる)として日本代表チームの指揮をとったのが本書の著者、オーストラリア出身のエディー・ジョーンズ氏である。同氏のヘッドコーチ就任当時、日本代表はW杯に7大会連続で出場していたものの、それまでにわずか1勝(1991年大会)しているのみだった。ジョーンズ氏は自信と気力を失っていたチームに、自ら考案した「ジャパン・ウェイ」の精神・戦略・練習方法を植えつけ、2015年W杯での“奇跡”を呼び込んだ。本書では、その経緯とジャパン・ウェイについて、また自らの指導哲学が語られている。
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    投稿日:2017年03月31日
  • 知らず知らずのうちに人の決断に影響を及ぼすメカニズム
    人は誰しも、日々のさまざまな選択や意思決定を、自分自身が決めていると思っているのではないか。だが、私たちの決断には、他者の行動や好み、周囲の環境や状況が影響しており、私たちはそれに気づいていないことが多い。全米ベストセラーとなった本書は、そうした、知らず知らずのうちに私たちの行動や判断を方向づける他者や周囲からの影響、すなわち「社会的影響力」をテーマにしている。模倣や差別化といった心理のメカニズムを、豊富な事例をもとに明らかにする。それはマーケティング戦略や社内コミュニケーション、日常生活でのより良い人間関係づくりなどの問題解決に役立つものだ。
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    投稿日:2017年03月31日
  • この先訪れる、「避けられない」未来の予想図
    インターネットをはじめとするデジタルテクノロジーが世界を一変させたことに異論のある人はほとんどいないだろう。では、今後はどのような変化が起きるのか? デジタルカルチャーのオピニオンリーダーとされる「WIRED」誌の創刊編集長、ケヴィン・ケリー氏による本書は、その疑問の答えを探っている。テクノロジーが今後30年で世界にもたらすであろう不可避な変化を12個の動詞に整理。それぞれに沿った近未来の地図を鮮やかに描き出している。原書は発売されてすぐにニューヨーク・タイムズのベストセラー入りを果たし、日本語版もロングセラーになっている。
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    投稿日:2017年03月17日
  • 甲賀流忍者に150年間伝わってきた秘蔵資料を公開!
    映画や小説、アニメなどで私たちに馴染みの深い「忍者」。それらのコンテンツが輸出されたこともあり、海外でも「Ninja」としてその存在はよく知られている。だが、私たちが知っている忍者は本当に実在したのか、どのような掟があり、いかなる行動をしていたのかを詳しく知る人は日本人でも多くないのではないか。本書の著者は、6歳から甲賀(現在の滋賀県南部)に伝わる甲賀流忍術を学び、修行を積んできた「最後の忍者」と呼ばれる人物だ。本書では、古来から伝わる忍術とはどういうものか、忍者は何のために存在し、どのような考え方のもと任務を果たしてきたのか、など忍者にまつわる学説を紹介。さらに、その教えを現代にどう生かせるかにも言及している。
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    投稿日:2017年03月17日
  • なぜホモ・サピエンスだけが繁栄したのか?
    「人類の歴史は虚構の上に成り立っている」ことを前提に、未来への展望も含む全人類史を巨視的に俯瞰した書『SAPIENS』は、世界の主要メディアから絶賛されるなど注目を集め、世界的ベストセラーとなった。『銃・病原菌・鉄』で知られるジャレド・ダイアモンドや、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグらも熟読したという同書の邦訳が本書『サピエンス全史』(上下巻)である。上巻では、約135億年前の「ビッグバン」から、中世ローマ帝国の時代までを扱い、「虚構」としての人類の文化、そしてそれが統一に向かう原理などについて論じている。
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    投稿日:2017年03月03日