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永井豪スペシャルコーナー



■永井先生、マンガ家業40周年おめでとうございます。 大きな節目を迎えられて、現在のご心境はいかがですか。  

まだまだ描きたいので、ただの途中経過というカンジ。これから本領発揮とはりきっています。(ワーイ!!)

■40年描き続けてこられて、今もなお現役でいられる秘訣は? そのパワーの源を教えてください。  

ただ好きだから…人を楽しませたいし…描いていないと生きてる気がしない。作品の出来、不出来や売れるかどうか関係なく、描いていると楽しい。

■ この40年で、永井先生の中で変化したものはありますか。また、変わらずにあることは何かありますか。  

体力はさすがに落ちていると思うので、無理な仕事量はしなくなった。健康にも気をつけて深酒などしないし、体力作りのためにゴルフやヨガなどです。変わらないものはマンガへの情熱。


■ マンガ家として過ごされたこの40年間で、嬉しかったエピソード、悲しかったエピソード、衝撃を受けたエピソードをひとつずつお聞かせください。  

嬉しいのは次々と作品が映画やアニメになったこと。悲しいのは作品が途中で連載ストップされた時。ちばあきおさんや手塚先生、藤子F先生、石森先生の亡くなったこと…。そして仲間の死−菊地くん(団龍彦)や石川賢の亡くなったこと!

■ご自身の著作で最も印象深い、もしくは気に入っているものは何ですか? そしてそれは何故ですか?

「デビルマン」「バイオレンスジャック」「手天童子」。自分の心の中の深い部分から出てきた作品だからです。

■ 現在、永井先生の作品のリメイクであるマンガ、アニメ等がたくさんありますが、それらに対しての思いをお聞かせください。  

終わった作品を見なおすと、また、それぞれのキャラクターを活躍させてみたくなる。どのキャラも、もっとおもしろくなるのでは、と思ってしまう。

■今年(2007年)から電子書籍で配信開始するご著作について、作品に対する思いと、今だから言えるコメントをお聞かせください。

―デビルマンレディー  
デビルマンレディーはずーっと描いていたいキャラだったけど、ストーリー設定上、世界の終末に向かわざるをえなかった。「デビルマン」と重なり合うストーリーなので…

―ゴッドマジンガー(9月配信予定)  
ゴッドマジンガーは短期で描き下ろしの単行本だったので一気に描きあげたが、じっくり長期連載で描ければ、もっと凄い作品になっていたと思う。とても残念。

―アイアンマッスル(7月配信予定)       
アイアンマッスルはTVアニメの企画として作った作品。スポンサーが決まらず番組にはならなかったので、途中でやめた。今でもアニメ向きと思ってる。

―凄ノ王 完全版(10月配信予定)  
凄ノ王は本当の完結に至っていない。続きを描けたら嬉しい。

―まぼろしパンティー (7月配信予定)  
まぼろしパンティーはもう一度、今度は下のパンティー無しで活躍させたい。(頭かくして尻かくさず)

■ ご著作の「電子書籍による配信」について、ご意見・ご感想をいただけますか?  

自分の子供時代になかったので、新鮮に感じている。本とはちがったインパクトがある。

■ 最後に、永井豪ファンの皆様へ、一言お願いします。  

40年も、変化にとんだいろんな作品を描いてきました。次々とダウンロードしてください。きっと皆様の長い楽しみになると思います。楽しんでね!






◆SFコミック史におけるデビルマン

1972年に登場したこの作品は、その壮絶なストーリーと衝撃的な結末で当時の読者のみならず、後世のクリエイター・海外の作家たちに多大な影響を与えた。「ハルマゲドン」「世紀末物」をテーマとした日本のアニメ・漫画はそのほとんどがデビルマンの影響を受けているともいわれるほど。
リアルタイムでこの連載を読んでいた子供たちが大人になり、クリエイターとして世に作品を送り出す立場になった今、後続の多くの作品がこのラストシーンを超えるべくもがき苦しんでいるという、クリエイターにとっての「巨大なる壁」ともいえる作品である。

1996年には、『デビルマン』に対するトリビュートコミックとして、多くの漫画家により『ネオデビルマン』が発表された。当企画には、石川賢、安彦良和、江川達也、三山のぼる、とり・みき、岩明均、高寺彰彦、黒田硫黄などの一流漫画家が集結。『デビルマン』への愛情たっぷりにそれぞれの「デビルマンの世界」を描き、類を見ない豪華作家陣による未曾有のトリビュートコミックといわれている。

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