オススメ特集

一覧を見る



店長のオススメ本

売れてます! 人気急上昇中の
話題作、映像化作品を
ピックアップしました。

新刊 4/23~29発売! 69冊

新刊一覧

ライトノベル(ラノベ)

ライトノベル(ラノベ)の新刊一覧

人気の連載誌・レーベル

  • 週別日別

各ジャンルのランキングはこちら

  • ルヴォワールシリーズ
     これは小説に限ったことではありませんが、シリーズものの魅力のひとつに、続刊をリアルタイムで追いかける楽しみというものがあります。

     本書『河原町ルヴォワール』は、作者の『丸太町ルヴォワール』『烏丸ルヴォワール』『今出川ルヴォワール』に続く「ルヴォワール」シリーズの第四作であり、シリーズ完結作でもあります。「丸太町」だとか「河原町」だとか、タイトルの前半部分は京都の通りの名称です(丸太町通、河原町通など)。

     シリーズの概要をざっと説明すると、現代の京都を舞台にした本格法廷ミステリ群像劇です(勝手にそう呼んでいます)。物語の中核にあるのは、平安時代より京都で連綿と続く「双龍会」という私設裁判制度。この地で起こった殺人の疑惑のある事件はこの「双龍会」にかけられ、そこで黄龍師(いわゆる検事役)と青龍師(いわゆる弁護士役)による推理合戦の供物となります。この「双龍会」の面白いところは、最終的に下される裁定が必ずしも真実である必要がないことです。虚構に虚構を上塗りし、その果てに聴衆をもっとも巧く騙せた者が裁判を制するという、コンゲーム的な側面も大きな魅力なのです。

     私がこのシリーズを初めて手に取ったのは高校三年生の時でした。ちょうど第一作『丸太町ルヴォワール』が発売された二〇〇九年のことです。模試を受けに京都を訪れた休日、京都タワーの三階の書店で手に取ったのが発端です。その夜、家に帰って、寝る前に軽く読書……とページをめくったのが最後、気づけば全てを読み終わっていて、東の空は橙色。寝ることも忘れて、ただただ無心にページをめくる幸福な時間でした。

     私は京都の大学に進みました。もちろん、「双龍会」は実在しませんでした。何故か、『丸太町ルヴォワール』のような美しい恋の物語も、自分の周辺には見当たりませんでした(本当に何故なのか)。

     大学二年の時、『烏丸ルヴォワール』が出ました。大人になりたい人たちが、大人になれない物語でした。だんだん大学の授業をサボるようになりました。夜を徹して遊ぶことが増えました。

     大学三年の時、『今出川ルヴォワール』が出ました。「双龍会」そっちのけで賭博バトルに興じる一級エンターテイメントでした。私は今まで遊んでばかりいて、考えないようにしていた単位の問題に直面して頭を抱えていました。

     そして、大学四年の時。

     気づけば私の大学生活も終わろうとしていました。来年度からは東京暮らしです。卒業式を間近に控えた大学四年の三月、『河原町ルヴォワール』が出ました。運命の分岐、人生の選択肢、未来の可能性、そういったテーマを宿した本格ミステリでした。そして、再びの恋の物語でもありました。卒業式の前日のこと、読み終わったのは朝でした。それは高校生の時と同じように、幸福な時間でした。

     私の大学生活は「ルヴォワール」シリーズとともにありました。その新刊を読める喜びや、その完結に立ち会えた感動が、記憶のなかに息づいています。大学生活の最後を分かち合った『河原町ルヴォワール』は、私にとってかけがえのない一冊です。

     もちろん、大学生活を共有していなくたって絶品の本シリーズ。「丸太町」から「河原町」にいたる四部作、ぜひぜひ、ご堪能ください。

    (2004.06.15)
    投稿日:2016年02月24日
  • テンポがよくてサクサク読める誰も死なない(死んでも生き返る)ライトノベルです。とは言いつつも主人公和真は冒頭でいきなり死んでいて、死後の世界で女神アクアに魔王がいる世界で人生をやり直さないかと提案されその話に乗ってしまいます。しかし、転生系作品にありがちな「強力な能力」を与えられ異世界へ降り立つと思いきや、和真が求めた「もの」はなんと「女神アクア」。。。異世界で和真とアクア二人がお金も無く知り合いもいない状態で冒険がスタートします。

    主人公が最強の能力を持っている!というライトノベルはたくさんありますが、この作品では主人公が弱く、さらに仲間になる面々も癖の強すぎるキャラばかり。そんなキャラたちがバイトしたり冒険に出てボロボロになったり、カエルに食べられて全身ヌメヌメになったり空飛ぶキャベツを捕まえたりします。ギャグ展開満載で楽しく読めますね~

    そんなギャグ展開満載のこの作品。アニメも面白いですがラノベもこの機会にお楽しみいただければと思います!
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年04月28日
  • 匿名希望
    意外と熱いコメディー
    正直にいって表紙を見て、ああロリかーって思って興味を失いました。個人な意見だけどラノベの中でロリっていうことで売ろうとしてる作品が多すぎる。けれど最近将棋に興味が湧いたので一応読んでみたら意外と熱い展開な物語でした。もちろん幼女はいるけど、それ以上に将棋世界の厳しさ、主人公の成長やラブコメの部分もあってほんっとうに面白い作品です。思わず公共な場所で笑いだしたほど面白いシーンもあります。第一巻を読んだあと一気に5巻全部購入したほどです。
    いつも面倒くさくてレビュー書かない人ですけれども、こんな作品が埋もれては残念すぎると思って書いてみました。ぜひ読んでみてください!
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年03月16日