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TVアニメ大好評放送中! 『賭ケグルイ』夢子役・早見沙織さんeBookJapan独占インタビュー!!

“静”と“動”──
『賭ケグルイ』蛇喰夢子役早見沙織インタビュー
各キャラクターの顔芸とでもいうべき側面と心がヒリつくようなキャラクター同士の掛け合いが物語を盛り上げるアニメ『賭ケグルイ』。2017年8月22日には『賭ケグルイ』第8巻が発売になります。今回、アニメでヒロイン・蛇喰夢子を演じる早見沙織さんにインタビュー取材を行いました。
「『賭ケグルイ』というタイトル名を初めて耳にしたときから、不穏な響きを感じ“いったいどんな作品なんだろう?”と気になっていた」という早見さん。そんな早見さんに原作コミックを読んでの感想や本作の魅力、蛇喰夢子を演じての印象を伺いました。
早見沙織
東京タワーをバックに蛇喰夢子の清楚な印象で撮影した一枚。これまで演じてきたキャラクターとは一風変わった夢子に、早見さんはどのように向かい合ったのでしょうか?
回を追うごとに
異なる夢子と出会う
――まず原作コミックを初めて読んだときの感想を教えてください。
早見沙織(以下、早見) 表紙の印象から「これって、ホラーまんがかな」と思い、普段あまりホラーものを読まないので「すごい怖い作品だったらどうしよう」と思いながら、原作を読ませていただきました。でも、いざ原作を読み始めると止まらなくなってしまって。勝負事なのでヒヤヒヤする要素は多分にありますが、手に汗握りながらついつい全部一気に読んでしまう、ちょっと不思議な感覚に陥った出会いでした。
──原作コミックを読んだときの夢子の印象と、実際に声を当ててみて、何か印象が変わったところはありますか?
早見 オーディションで初めて声を当てたときから、これまで演じてきて一貫して言えるのは「夢子がどういうキャラクターなのか、すべて分かったわけではない」ということです。アニメ用の設定資料に描かれた夢子の笑顔にやわらかい雰囲気を感じたので、そのイメージを軸にアニメでは演技していますが、原作コミックを読んだ印象だと優しいだけではないので、そのギャップが出ればいいかなと思っていました。
 いまアフレコは第8話まで進んでいますが、夢子がどういうキャラクターなのか、まだ100%掴めているわけではありません。でも、確かなのは自分がオーディションで夢子を初めて演じたときよりも、音と映像が一体となったアニメーションならではの表現で、夢子のキャラクターとしての幅が大きくなっていることです。例えば(夢子に)正義感みたいなものを感じることがあったり。ギャンブルに対して、楽しいことを追求する少女のような気持ちを抱いていながら、どこか自分なりの感性、美学というとちょっと大袈裟かもしれませんが哲学的な何かを持っていると感じます。
蛇喰夢子
「夢子はかわいい見た目のわりに、怖いところも多いのですが“人の足を引っ張ってやろう”と考えるタイプではなくて。“意地悪してやろう”“騙してやろう”みたいな、あくどい感じではなく、あくまで純粋な心が行動原理になっていて、怖い夢子とのギャップになるようなシーンが結構好きです」(早見沙織)
――本作の特徴として大見得を切るようなアクションシーンよりもキャラクターの内面描写に重きが置かれていると思います。夢子を演じるうえで気をつけていることはありますか?
早見 夢子は“静”と“動”というか、振り幅が大きいキャラクターです。作品のテイストとしてもアクションシーンで見せていく作品ではないので、それぞれのキャラクターの掛け合いで物語を動かしていくのを表現するのが難しくもあり、楽しいところでもあります。
 アフレコが始まってから気付いたことですが、藤田(亜紀子)音響監督から「今日はこんな夢子のテーマです」と夢子の引き出しを次々に開けてもらっている印象があります。たとえば「今回の夢子はすごく無邪気な子どものような夢子でいてください」など。ギャンブルを通して夢子の気持ちがどんどん高揚していき、それが相手にとっては逆に怖く感じるわけですが、夢子自身は子どものようにすごく楽しく「(ギャンブルを)やりましょう、やりましょう、楽しいからやりましょう」と言っているわけです。
 逆に第4話で、蕾(奈々美)ちゃんが登場する場面では「あなたは家畜なんですよね、それでいいと思っているんですよね、そういう風にあなたがいたいと思っているからそうしているんですよね」と、かなり心を突き刺す台詞があります。台本を読んだとき、私自身グサグサきたので、わりと緩急を付けて「そう感じているんですよね〜」と優しく言ったかと思えば「ま、私には理解できませんけど」と押し引きするような形で現場に臨んだのですが、藤田音響監督からは「今日の夢子は聖母のような夢子にしてください」とディレクションいただいて。
 蕾ちゃんに対して「あなた家畜なんですよね、それがいいと思っているんですよね」と小馬鹿にした感じや、キツイ感じで言うと、蕾自身はすでにそう考えてしまっているので「そうなんですよ、どうせそうなんですよ」となってしまうと思うんです。でも「ねぇ、それがいいんだよね。それが好きなんだよね。わかるよ、それでいいんでしょ」と言われると、「いや、違う! そうじゃない! それがいいわけないじゃない!!」と本人が思いたくなるような芝居を作っていく感じで。ちょっと抽象的かもしれませんが「今日はこの感じで」「今日はこういう方向でやってみましょう」と、藤田音響監督から夢子の知らない引き出しを新しく開けてもらっている感じです。
──それは各話ごとに異なる夢子像を作っている感覚でしょうか?
早見 そうですね、夢子へのアプローチの仕方が話ごとに異なる感じです。アフレコをして「こんな夢子があるんだ」と新しく気付くことが多いです。「(前と)同じ押し引きではダメなんだな」と思うこともよくあります。それこそ蕾との勝負では「少女のように、その方がもっとギャンブルが楽しくなるという気持ちで言っているのかな」と思っていたのですが、「本当は蕾のことを想って、蕾を奮い立たせて人生を変えようとして言っているのかなあ」と思ったりもしました。(夢子に)正義感を感じたり、しっかりした芯がないとなかなかこういう風には言えないな、と思いました。
二枚インディアンポーカー
2017年6月23日に行われた「TVアニメ『賭ケグルイ』放送直前!プレミア上映会」では、早見さん自身、二枚インディアンポーカーに挑戦。見事2位だったそう。「蕾たちと二枚インディアンポーカーで戦う場面は、いつも夢子ひとりで戦っているので仲間がいるのはいいなと思いました。早乙女芽亜里役の田中美海さんから『こうしてみない?』とアイデアをもらって、それに乗ったかたちで演じられたのも楽しかったです」(早見沙織)
表紙やイラストカットから
物語の展開を深読みする楽しさ
――本作には夢子以外にも個性的なキャラクターが多数登場します。早見さんから見て、初登場時と印象が変わったキャラクターはいますか?
早見 みんな濃いところは変わりませんね(笑)。わりと愛されキャラになっていくのは(早乙女)芽亜里だと思います。第1話ではキツイ感じで登場して、怖いなあと思っていました。鈴井(涼太)さんを椅子にしていますしね。でも回を追うとだんだんかわいくなってきている感じがします。素直なところがあると思うんです。夢子はわりと素直さというか、打って響く感じのある人物が好きなのかもしれませんね。
 違う方向に響く(生志摩)妄ちゃんという、自分が追い詰められることに興奮する謎な女の子が登場します。彼女との勝負では、私は最初夢子もギャンブルの手に汗握る感じが好きなのかなと思っていたので、乗っていくのかな、と思っていたのですが、逆に醒めていって。夢子は妄のように自分ひとりで高まっていくわけではなくて、お互いにリスクを負う、フィフティフィフティの状況を楽しいと思う性格のようです。芽亜里との勝負を通じて、そういった状況を楽しんでいました。
 逆に生徒会長の桃喰綺羅莉さんは、すごく純粋に怖い人だと思います。好奇心が行動の原理になっているのですが「怖くしてやろう、こういうのあなた怖いでしょ?」ではなく「私、楽しいから、私、知りたいからやってみて? 地球の裏側が見たいの、目玉取ってみて?」そんな人なんですよ。「楽しい、知りたい」そのためには周りの人を人とも思っていない態度をとれるところが、怖い感じがします。
──原作コミックを読んだなかで印象に残っている場面を教えてください。
早見 もはや顔芸とでもいうか、インパクトの強い表情がたくさん登場するまんがで、怖いシーンもたくさんあります。でも、爽やかなシーンも実はあって。第1話の後半で、夢子が鈴井に「ありがとうございました♥」と言う場面があって、その表情に「この夢子、好きだな。夢子は悪い人じゃないといいな」と思いました(笑)。
 あとは、コミックス巻末のおまけまんががすごく好きで、その意味では『賭ケグルイ(仮)』がメチャメチャ面白いです。ぜひ本編を堪能したあとに『賭ケグルイ(仮)』を読んでいただきたいです。生徒会メンバーの意外な側面、「こんなにおちゃめなんかい!」って思わずツッコミを入れたくなるような場面がたくさんあって。
 私的には(アニメの)特典かなにかで入れてほしいと、すごく思っています(笑)。絶対楽しいと思うので。『賭ケグルイ』本筋のジリジリするような世界があるからこそ成立する部分ではありますが、やっぱり『賭ケグルイ(仮)』のような世界もないと。打ち上げのような空気感、ぜひ本編を読んだ後に読んでほしいです。
メイドに「ゲッ」
コミックスの巻末には思わずクスリとなるおまけまんがが収録されている。それはヒリつくような本編の一服の清涼剤。「本編は息がつまるので『賭ケグルイ(仮)』のような世界観は絶対に必要だと思います。映像特典に入れられるよう、偉い人に掛け合いたいくらいです(笑)」(早見沙織)
──ちなみにアフレコ現場はどんな雰囲気ですか?
早見 基本的にはすごく和やかな感じです。本編では、あれだけ心がヒリつくような戦いをしているのに(笑)。とはいえ、収録が始まると滅茶苦茶『賭ケグルイ』っぽい現場になります。メリハリが効いているというか。本番前はわりと普通にみんなでサンドイッチを食べたりしてリラックスした空気なんですが、マイク前に立つとすごく激しい戦いが始まります(笑)。
 謎が多い物語なので、収録の合間にキャスト同士で話すときに、この先の展開についても話したりします。たとえば、生徒会長の名字に“喰(ばみ)”がついているから、“桃喰”“蛇喰”とこの“喰”の関係性がこれからもっと明かされていくのかな、とか。私がもし原作者だったら、意味もなく“喰”の名字が付くキャラクターを二人出そうとは思わない(笑)。何か意味があるから“喰”を使っているんだろうなって。そう考えていくと「夢子は何か大きな目的を持っているのかな?」みたいな。
 コミックスの表紙も意味深で。私は第6話のアフレコのカットを見て「夢子って指輪してる? でもなぜ親指?」と気付いたのですが……。「高校生で親指に指輪する?」って。しかも、原作コミックを見たら(指輪に)色が付いていて。「えっ! なに!!」と思いました。前後の巻とつながっているところもあるので、表紙も必見です。
意味深なイラストカット
「(アフレコ)現場で盛り上がったのは、原作コミックで指輪に唇を近づけているイラストカット。“何か意味があるんじゃないか?”って。本作には伏線らしきものがたくさんあって、ついつい深読みしてしまいますね」(早見沙織)
夢子に感じる意志の強さと正義感
――これまでのアフレコで印象に残っている場面はありますか?
早見 夢子は、序盤の方がわりと激しい台詞が多くて、いま(第8話)はわりと静かな、“静”の動きが多いです。“静”と“動”でいえば、序盤は“動”で中盤は“静”の感じ。序盤は華やかな夢子が見られる気がしています。
 皇(伊月)さんと戦った第2話、校舎に雷が落ちてくるなか、楽しそうに「さあ、このゲームはおしまい。次に行きましょう」と迫るシーンは、ただただ無邪気な楽しい夢子として演じています。「何にします? ブラックジャック、それともバカラ」と。第3話の西洞院百合子さんと戦う場面では、台本の4ページ分が全部夢子の台詞になっていて。プレッシャーもすごかったんですが、このなかでいかに波を作って、盛り上げるのかは苦労しました。「賭ケグルイましょう」の前で「さあさあさあさあ!」と、すごく「さあ!」を言うシーンがあるのですが、藤田音響監督からは「これから祭りがはじまるぞ!という感じで勢いをつけて演じてください」とディレクションいただいて、かなり高揚した場面になりました。すごく印象に残っています。
赤い目の夢子
「“動”の夢子は私自身エネルギーをたくさん使うので、マラソンを完走したときのような達成感があります」(早見沙織)
――夢子と早見さんとで何か共通するところはありますか?
早見 私はギャンブルは一切しないのですが、好きなものにのめり込んだり、ただひたすら自分の好奇心を追求していくところに着目すると、夢子にも妄にも「分かるな」と思うところがあります。
 たとえば劇中の台詞で「賭ケグルイましょう!」「さあさあさあさあ!」「あなたが悪いんです!」など、強い口調での台詞があります。言葉の意味は一旦おいておいて、この台詞を言っているときの自分自身の高まっていく感じや表現しているときの高揚感は、夢子や妄に近いものがあると思います。
 あと、夢子を演じていて思うのは、これだけ話ごとに違う雰囲気の夢子が登場する、ということは、逆に自分の芯がしっかりしていないとできないと思うんです。自分を見失わない絶対的な軸があるからこそ、いろいろな性格に変えられる、というか。その意味で夢子は初志貫徹する強い意志を持っているんじゃないかなと思っています。
――最後に本作をこれからご覧になる方にメッセージをお願いします。
早見 とてもインパクトの強い作品だと思うので、おそらく“ここに注目”と言わなくても、注目してほしいところには目がいく作品になっていると思います。画面も音楽も制作スタッフの熱量も。おそらく、私たちが視聴者のみなさんに届けたいと思っているところはまっすぐに伝わっていくんじゃないかな、と。
 なので、違う側面から本作を紹介すると、回を追うごとに“静”と“動”がはっきり見えてくると思います。序盤は“動”──強い台詞や音楽、引きの強い画面──に目がいくと思うのですが、実は“静”──静かに相手を追い詰めていく場面やちょっとした間──の演出がすごく練られていると思います。ちょっとした場面にゾクってするような、そういうシーンを味わってもらえれば、本作がもっと楽しめると思います。
 後半も最終話まで熱量をもって駆け抜けていくつもりです。これから新キャラクターもどんどん登場しますので、一人一人どういう「賭ケグルイ」を見せてくれるのか、ぜひ注目していただけるとうれしいです。
早見沙織
「「夢子には正義のヒーローに近いような、それこそ第1話には『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』的な勧善懲悪的な要素があるんじゃないかなと思っています。正義の側とはいえ、夢子自身が悪役に近い動きを見せることもありますが……。毎回ブレることなく自分の意志を貫く心意気はカッコイイなと思います」(早見沙織)
早見沙織
早見沙織(はやみ・さおり)
5月29日生まれ。東京都出身。アイムエンタープライズ所属。アニメを中心に、幼女から成人女性、物静かな役から明朗快活な役まで幅広く演じ分ける。2015年よりアーティストとして、音楽活動を本格的に始める。2016年第10回声優アワードで助演女優賞を受賞。主な出演作品に『聲の形』(西宮硝子役)『赤髪の白雪姫』(白雪役)『覆面系ノイズ』(ニノ役)など多数。
アニメ『賭ケグルイ』
『賭ケグルイ』ON AIR情報
下記各局で好評放送中
○MBS 毎週土曜日 26時38分〜
○TOKYO MX 毎週土曜日 22時〜
○テレビ愛知 毎週水曜日 27時05分〜
※第7話放送時間変更
変更前 :2017年8月23日(水)27:05〜27:35
変更後 :2017年8月23日(水)27:25〜27:55
○RKB毎日放送 毎週水曜日 26時30分〜
○BS11 毎週日曜日 26時〜
○Netflix 毎週日曜日配信

※放送日時は変更となる場合がございます。
番組ホームページはこちら
http://kakegurui-anime.com/
©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会
© Homura Kawamoto・Toru Naomura/SQUARE ENIX

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