ジパング (25)

500円 (税別)

獲得ポイント 5pt (1%還元)

総員、脱出せよ。「みらい」が再び一つになるために!――“60年後のイージス艦”「みらい」奪還に成功した角松たちに、草加(くさか)率いる軽巡洋艦「阿賀野(あがの)」の砲弾が容赦なく降り注ぐ。一方、菊池と桃井は、空路で本土へ。小栗たちは、海軍の油槽船(ゆそうせん)を奪い海へ。それぞれの方法で脱出を試みるのだが……!?

総員、脱出せよ。「みらい」が再び一つになるために!――“60年後のイージス艦”「みらい」奪還に成功した角松たちに、草加(くさか)率いる軽巡洋艦「阿賀野(あがの)」の砲弾が容赦なく降り注ぐ。一方、菊池と桃井は、空路で本土へ。小栗たちは、海軍の油槽船(ゆそうせん)を奪い海へ。それぞれの方法で脱出を試みるのだが……!?

  • 完結
平均評価(5.0 レビューを見る
書籍の詳細

セット一覧セット購入でポイントがお得!

書籍一覧43冊の書籍

1~43件/43件 を表示

  • 1
  • 1

ユーザーのレビュー

(5.0)

投稿日:2017年02月22日

太平洋戦争中にタイムスリップした現代イージス艦の取るべき道は

壮絶な物語だった。
現代最高の防御力を持つ自衛隊のイージス艦「みらい」が突如タイムスリップして太平洋戦争末期のど真ん中に。ミッドウェー海戦で敗れた日本海軍の将兵草加を救い、太平洋戦争の行末とその後の戦後日本の歴史を魅せたことから、「みらい」の運命は大きく変わる。太平洋戦争時において圧倒的すぎる力を持つイージス艦は、自衛隊として専守防衛を貫くべき?大日本帝国は守るべき母国?各海戦の経過・結果を知る未来の人間として、取るべき道は?
正直、序盤は期待外れだと思った。同作者の「沈黙の艦隊」が“現代”を舞台に理想の“未来”を掲げて戦う話ったのに対し、この作品では“過去”から“過去の結果”や“現代”を変えようとする。過去の歴史はすでに固まったものだけに、いかに現代のイージス艦と言えども一艦だけで大戦の行方を左右できるだけの力があるのか?それも専守防衛を貫いて日米双方の兵士の命を救うなんて出来るのか?話が荒唐無稽過ぎる、無理筋過ぎる、というのが感想だった。
しかし、その後「太平洋戦争の結末とその後の戦後日本の歩み、戦後世界の構造」を知ってしまった草加が自らの理想の戦争の結末と日本を築くために暗躍し始め、史実を超越したストーリーになると、草加の考える世界のパワーバランスを変えるための秘策とか、そのために裏で画策しまくる人物たちとか、それを止めるための「みらい」の戦闘とか、どれもこれも壮大で壮絶で時に凄惨で・・・。読むのを止める隙きを与えない怒涛の43巻だった。いや、これらも全部荒唐無稽で無理筋ではあるんだけど、あまりに史実を超越したのでここまで来ると完全にフィクションとして受け入れられて楽しめた。
戦中日本の軍人として、未来の情報を知ってしまった草加が取った行動も分からんでもないし、決して悪人とも思えない。専守防衛を貫こうとしたり、戦中日本と行動を共にしようとしたり、信念・方策を違えたそれぞれの「みらい」リーダーたちも、それぞれ正しいようにも思うしもっと良い方法があったようにも思うし、歴史を知る者として、歴史を変える力を持った者として、どうするのが一番だったんだろう?
それにしても、「みらい」の艦内で太平洋戦争や戦後日本に関わる本・資料を読んだだけで、ここまでの未来絵図を描いて行動できるものか?草加、いくらなんでも優秀過ぎでしょ。
  • 参考になった 6

オススメ特集

一覧を見る

ここもチェック!

コンテンツについて

  • この商品は紙書籍ではありません。すぐにご覧いただける電子書籍です。
  • デジタルコンテンツのため、商品の性質上、返品できません。
  • 紙書籍とは内容が異なる場合がございます。また、サイトに表示されているサムネイルと電子書籍の表紙画像が異なる場合がございます。予めご了承下さい。
  • 対応デバイスに記載されていない端末は、購入できても読書はできません。ご注意下さい。
  • Mac OS X 10.5/10.6をご利用で最新版のebi.BookReaderがご利用できないお客様は、サイトの表記でMacが利用可能端末となっていてもリフロー書籍が読書できません。ご了承下さい。
  • Android OS 5.0以上でebiReaderをご利用のお客様は、サイトの表記でAndroidが利用可能端末となっていても一部のリフロー書籍が読書できません。ご了承下さい。