月下の棋士 (1)

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第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸治が熱海で第7局を戦っている時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れる。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは、伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。その推薦状を見たプロ棋士・虎丸は二段の坂東と将介を戦わせる。

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第51期名人戦、名人・大原巌と挑戦者・滝川幸治が熱海で第7局を戦っている時、東京・将棋会館に氷室将介という青年が現れる。プロ棋士になりたいという将介が手にしていたのは、伝説の棋士・御神三吉の推薦状だった。その推薦状を見たプロ棋士・虎丸は二段の坂東と将介を戦わせる。

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書店員のレビュー

掲載作品はすべてポイントアップなど絶賛特集中のビッグコミック・スピリッツ。数ある名作の中でも今回はこの『月下の棋士』をオススメします。将棋という地味なテーマながら人気を博し、テレビドラマ化もされてしまった本作、やはり見事なエンターテイメント。将棋のルールを知らなくても十分に楽しめる作品です。
著者が『哭きの竜』の能條純一ということで、お得意の勝負哲学盛りだくさんの骨太ストーリー。話ももちろん素晴らしく面白いのですが、この漫画のもう一つの魅力は、主人公・氷室将介の前に立ちはだかる個性的すぎる登場人物たち。これにはモデルとなった実際の棋士がいるのですが、それぞれ独自の考え方や勝負哲学を持っていてカッコいいんですよ。中でもやっぱり将介とその宿命のライバル、滝川のキャラクター対比は見事すぎて、二人の勝負の行方がどうしても気になってしまう。全32巻の長編ですが、一気読み必至の面白さです。将棋のルールを知っている人も知らない人も、このちょっと特殊な「将棋エンターテイメント」を是非楽しんでください!(2010/9/3)
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