柳本光晴

小学館

ジャンル:青年マンガ

500円 (税別)

5ポイント獲得(1%)

eBookJapan発売日:2018年05月02日

平均評価(4.1 レビューを見る
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響~小説家になる方法~ 9巻の内容

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響~小説家になる方法~ 9巻の詳細

書店員のレビュー

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マンガ大賞2017受賞おめでとうございます! タイトルを見て「どうせなるには的な内容か、高校生が小説家になるサクセスストーリーみたいなやつでしょ」そう思って読まず嫌いしていた自分を拳で5発ほどぶん殴りたい。これはそういうちんけな言葉にまとめられるような作品ではございません!
物語は響というの圧倒的な才能を持った高校生の少女が、新人賞に小説を投稿したところから始まります。文学界に閉塞感を感じている編集者に、書きたいことがなくなった作家。彼らは響の才能を前にして何を思うのか、そして響は文壇にどんな影響を与えるのか…。中でも才能はあるけど響ほどじゃなくて、努力してるけどそう思わせないリカ(響の友人であり文芸部部長で有名作家の娘)と響の対比が個人的に一番の見どころですね。破天荒で常識外れな行動を繰り返す響ですが、好きな作家に握手を求めるときは普通の女子高生っぽくミーハー心が見えてかわいらしいです。これは本当に読んでよかった…。読むきっかけを与えてくれたマンガ大賞にはもはや感謝しかありませんね。
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ユーザーのレビュー

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匿名希望

(5.0)

投稿日:2018年08月12日

常識を非常識で描いたもの

多くの人は、常識の枠内で非常識を表現する。
校則を破ってみたり、ワルぶってみたり、多少強引に物事を押し進めてみたり、八つ当たりで暴力をふるってみたり。
しかし、それら多くの非常識は、常識的に許容出来るもの、台本通りの様であり、酷く断罪されることはない。
この作品の主人公は、破天荒、天才と思われがちだが、その実、単に常識的なだけなのである。
彼女は、自身の常識を、私達にとって常識の枠外にある手段で実現させる。
多くの場面で、彼女はただの被害者ではあるが、私達が普通は泣き寝入りする場面でも、きっちりと公平な結果を導く為に、その都度、最低限にして十分な手段を取っているに過ぎない。
彼女の行動に反感を抱く人は、とても常識的で、社会性の高い人達なのであろう。
彼女は、破天荒でも、特別な天才でもなく、18歳までに普通身につけるべき偏見のコレクションを持ち合わせていないだけである。
作品中に、小説家になる方法が描かれているが、彼女にとっては極めて最低限の日常であり、多くの登場人物や読者は気づけていないのかもしれない。
もし貴方がこの作品を読むのであれば、主人公を、天才、破天荒と誇張するでもなく、只の読書好きな女の子として理解してあげて欲しい。
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