平均評価(5.0 レビューを見る
Piece (1)
  • 完結

高校を卒業して数年、水帆に突然かかってきた電話…それは高校の同級生・折口はるかの訃報。地味で目立たないはるかだったが、水帆は高校時代はるかが妊娠していた事実を知らされる。しかも、はるかの母親に「その子の父親を捜してほしい」と頼まれてしまう。しかし、水帆は恐れていた。高校時代、キスを交わした成海皓に再び関わってしまうことを…。

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書籍の詳細

スペシャルレビュー

Piece(ピース)

「砂時計」で一世を風靡した芦原さんの最新作は緊張感あふれるラブ・サスペンス。若くして亡くなった同級生の過去をたどっていくうちに主人公が見つけてしまう、かつての恋人の闇。ほんの些細なきっかけで今まで見えていた世界が全然違う姿で立ち現われてくる驚きと、1ページも読みとばせない緻密な構成が本当に見事です。連載も後半に向かい、一つ一つの欠片(ピース)がはまっていくのが快感でもあり、恐怖でもあり……。こんな恋愛まんが、見たことない!!

書店員のレビュー

突然舞い込んだ、高校時代のクラスメイトの訃報。遺族の願いを叶えるため、姿の見えぬ「元・恋人」探しを請け負うことになった水帆。3年前の高校時代と、大学生になった現在。二つの時代を交互に描きながら、主人公の恋愛と成長を多層的に追いかけていく、この秋ドラマ化の話題作です。謎解きと ラブ線が交互に織りなされ、主人公や登場人物たちの心理描写がとても丁寧に繊細に描かれており、時折登場人物たちと一緒に過去にタイムスリップしたような不思議な感覚に陥ります。謎解き要素も、毎回新たな人物と出会い、パズルのピースが埋まっていくようでいて、実は謎が謎を呼び、膨れ上がり続けるという構成になっていて、どんどん物語に引き込まれます。「知りたい」「近づきたい」「でも怖い」。このワードは謎解きをあらわしてるようで、人と人との繋がりそのものに言えるもの。私も主人公の水帆同様、人に関心がなく、どこか頭で冷静に考えて、損得勘定で動いているところがあります。人が好きな人は、人に関心を持てる人。知りたいという欲求を持って、自分と違うところを理解しようとしなければ信頼関係なんて生まれない。この作品は、そういった人の感情の深いところまで潜り込んでいく作品です。亡くなったはるかはクラスでは地味で目立たない存在。でも、はるかの過去を探っていくうちに色んな人と出会い、様々な繋がりがあることを知って、自分が今まではるかの一部分しか見えてなくて、心の奥深くまで踏み込まないと見えない部分が沢山あると学ぶことになります。人それぞれにその人を取り巻く環境があって、誰にだって悩みがあって、感情があって。そういう人の深い部分を理解できる人になりたい。水帆同様、自分自身を見つめ直すいいきっかけになりました。今後どのような人物が関わり、どのようにピースが埋まっていくのか、大変興味深い作品です。
  • 参考になった 4

ユーザーのレビュー

匿名希望

(5.0)

投稿日:2017年02月08日

なかなか他に無い

自分が単純なんでしょーが、
全く想像通りに進みませんでした。
いくつかね、ほんのいくつか先読み出来るエピソードもありましたけど大筋ではね~。
本当一筋縄ではいかない作家さんだなと思います。
これ少女漫画なんですかね?恋愛漫画なのかな?恋愛はありますけども。
最初から最後まで読者は手のひらの上で転がされているだけですよ。
  • 参考になった 2

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