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クジラの子らは砂上に歌う
クジラの子らは砂上に歌う (9)
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いくつかの謎が明らかになった。いくつかの別れもあった。そして今、泥クジラは新天地アモンロギアの目前へと辿り着く。長き航海を終えて、チャクロたちはついに安住の地を見つけられたのか……?

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スペシャルレビュー

クジラの子らは砂上に歌う

砂に覆い尽くされた世界を漂う「泥クジラ」と呼ばれる巨船に暮らす少年少女たち。そこが世界のすべてだと思っていた彼らが外界と接触したことから起きる突然の悲劇。そして生き延びるために否応なく巻き込まれる戦いの日々。絶望と希望が入り混じる少年少女決死の砂漠戦記!すでに各紙誌の書評、ネットのレビューで紹介され非常に動きのいい作品です。本作の作画はすべて梅田阿比先生が一人で手がけられており、緻密で繊細、そして不思議な儚さを感じさせる壮大なファンタジー世界を構築しています。ぜひご一読を!

ユーザーのレビュー

(4.0)

投稿日:2017年06月29日

どこか風の谷を感じさせる

まだ連載中の作品なのであくまでも2017年6月時点9巻までの感想です
広大な砂の海を漂う「泥クジラ」という船上国家に暮らす「記録係」の少年が主人公のストーリーで、一巻から退廃的ながらも美しく詩的で独特の世界観にぐいぐい引き込まれます。繊細な絵柄や、狭い世界の中で自然を愛し素朴に生きる人々、悠久の歴史を感じさせるモチーフ等、どこか「風の谷の」某マンガに通じるような雰囲気を感じました。
ストーリー自体はサクサクとかなりテンポよく進みますが、それと引き換えに閉鎖的な空間で暮らしていた割にクジラの民の考え方がやけに柔軟で物分かりが良かったり、序盤では政治的に重要な取引が割とあっさり済むのはご愛敬でしょうか。
また、全体の雰囲気を重くしすぎない為にわざとそうしているのかもしれませんが、序盤で生死を分けるようなシリアスな場面の最中にまるで談笑している時のような軽い雰囲気の言動のコマが挟まれることが幾度かあり、重要な場面でせっかくの緊迫感が削がれる感じが個人的には気になりました。
その他にはストーリーとは大して関係ありませんが、主人公を筆頭に男性キャラがみな端正で中性的な容姿の人物が多く、ぱっと見では性別が分からない人が多いので人によってはキャラの見分けや関係性に混乱するかもしれません。一応、キャラの言動や日本語ならではの一人称の違いで性別はある程度予測できます。
長くなってしまいましたが上記の幾つかの気になる点を除いても、一度読んでみて損はない作品だと思います。
紙書籍と違い電子版では裏表紙のカラーイラスト、カバー折り返し部の作者コメント、次巻予告が収録されていませんが、4巻末にはebook限定のリコスのカラーイラストがあります。(紙書籍の購入特典でついてくるメッセージペーパーみたいな感じのもの)
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