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黄昏流星群 (54)

僕の一目惚れでした。無口な彼女と、たくさん話をしました。彼女は、毎日僕の帰りを待っていてくれました。食欲のない彼女のぶんも、一緒に冷やし中華を食べました。歩かない彼女を助手席に乗せて、海を見に行きました。僕が死んだら、一緒に棺に入る約束をしました。いいことのなかった50年の人生で、初めての幸せでした。色が白くて優しくて、彼女は、彼女は――― 愛したひとは、人形でした。ラブドールとの純愛を描いて大反響を読んだ 表題作『星田一夫さんの幸福』のほか、母の介護に追われる女性が出会う奇跡『虚星の真実』、冴えないロートル漫画家の不思議体験『虚星の真実』の計3篇を収録!

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書店員のレビュー

人間の黄金期とはいつなんだろうか。毎日悩みなく遊んで周りからちやほやされていた幼少期?部活に明け暮れ友達と切磋琢磨した高校時代?夢に向かって没頭し、人生で最もバカになれた大学時代?社会の厳しさに鍛えられ、人間的に成長できた新人時代だろうか。どれにしたって定年をむかえてからが人生の絶頂期だという人は少ないだろう。体も衰え、時代には追いつけない。人生経験が豊富で自分が築き上げてきたものが多い分新しい事に染まりにくい。・・・そんなイメージが正直私にはある。しかしこの作品によってそんなイメージが少し変わった。人間は一人の女として、男としてみられることでどこまでもみっともなくなれる。子供みたいにはしゃいだりドキドキしたり、明日が待ちどおしくなったりする。蓄積された経験値、年月、教養なんてなかったかのように。年甲斐もなくと周りから言われようが、彼らにとって紛れもなく今が黄金期なのだ。どうして人間はこんな単純なことで簡単に阿呆になれるのだろう。簡単に色んなものを忘れられるのだろう。この「黄昏流星群」は若者の恋愛とは一味違った恋愛観をみる事ができる作品だ。読むときはキャピキャピした頭がお花畑の恋愛は一旦忘れたほうがよい。
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ユーザーのレビュー

匿名希望

(5.0)

投稿日:2016年04月12日

該当年齢者の意見

とても勇気と希望と夢がいただける物語。そうだそうだその通り何歳になっても気持ちは未来の可能性に輝いていた若い頃の気持ちそのまま。身体は衰えても気持ちはちっとも変わっていない自分に言い聞かせる。人間の最も大切な基本、人を愛すること、共に寄り添い相手の為に生きる事。限りある命を実感して見つめ合う事の素晴らしさ、今のこの時だからこそこの物語は琴線に触れる。これはそれなりの年配者の読む物語。
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