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暴れん坊少納言 (1)
  • 完結

時代はA.D.994、平安京。橘則光は、親の言いつけでお見合いをすることに。気の進まない見合い相手は、なんと貴族の娘とは思えないハチャメチャな暴れっぷりを示す、清原諾子(後の清少納言)だった!諾子の機転と行動力が評価され、宮廷に招かれることとなるが、そこでも諾子は宮中に大混乱を巻き起こす!天才エッセイスト・清少納言をオリジナリティー溢れる解釈で描く入魂作!!

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ユーザーのレビュー

全編に漂う学園モノの雰囲気

古典は全く読まないのに
「清少納言モノ(後述)」
2作目です(^_^;)。
「姫(きみ)のためなら死ねる(くずしろ氏著)」同様、破天荒な清少納言が平安文壇のライバル達とドタバタを演じるという点では共通しますが、こちらはもう至って単純明快に描いていて、痛快の域に。
その一方で時系列を追った展開(後述)も、心情描写の濃い日常系の上記の作品と違って描いていて、一通りの物語としても成立してます。
その一方で、
時系列(後述)はもとより時代というかあらゆる考証をすっ飛ばして完全に現代風に描写されてるので、古典ファンには取っつけないと思います。
コレ、10世紀前の話ですよね・・・・・
物の貴重さとか疾病の恐ろしさとか、そういうのをボカして少納言をひたすら阿婆擦れ(失礼!)に描いてるので、そこを意識し出すと・・・・
その代わり紫式部のプッツン振りなどキャラの抑揚は引き立ちます。
地位や風習のしがらみを吹っ飛ばす少納言の挙動は貴族というより学園物のノリで描かれてます。
(まぁ学校行事が基本宮中行事に倣ってたりしますし)
タダ、
物語の最後に当時の年表も掲載されてますが、
清少納言と紫式部の作中のような宮中での絡みはどうやら無い模様なんですね。
(年齢は10離れてる程度なのでそれぞれ意識する程度の間柄はあったようですが)
ですからこれらの作品のように清少納言の宮仕え時に源氏物語が流行るとか、キャラの年齢が実際とはどうも違う模様。
コレ考えても、
この手の作品はコラボという手法を使った一種のジャンルみたいな物でしょうね。
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