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土星マンション (2)
  • 完結

真の代理で、とある家の窓拭きをすることになったミツと仁さん。その家に住む依頼主は、人前に姿を見せず、パソコン画面を使ってコミュニケーションをとろうとする不思議な人物だった。ある日、ミツは依頼主から思わぬお茶の招待をうけ、仕事後に訪れるが、インターホンに出た老婦人から「呼んだ覚えはない」と言わてしまい…。地上35,000メートルの成長譚、第2集。

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もうすぐ、空気が澄んで星の輝きが美しい季節がやってきます。もし、天体望遠鏡があったなら、オリオン座の星雲や土星のリングを眺めたいですね。『土星マンション』(岩岡ヒサエ)で描かれているのは、地上35、000mで地球をリング状に取り巻く人々の住む建造物が舞台です。人々はそのリング状に作られた人工の都市で一生を終えます。それは、「地球全体が自然保護区となり、降りることが許されなくなったから」なのです。主人公のミツは学校卒業と同時に職に就きますが、その職業はリングの外壁に当たる透明な窓をふくこと。物語は同じ職業であった父親が窓拭き作業中に死んだ“事故”の状況を探ることも軸のひとつとして進みます。面白いと思ったのは、窓拭き作業中に好奇心旺盛にミツが目にする、窓の向こうに暮らす人々の生活です。そこには、遠い未来の高度文明社会でありながら、人々が生々しい感情を持ちながら生きている光景がありました。地球に住めなくなっても、人は人らしい感情を持って生き続ける、ファンタジックな物語です。(2011/11/1)
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