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機械仕掛けの愛 (3)

街にたたずむ自販機、お寺のロボット小坊主、そして、かつて人間だったころの記憶を持つ「ブレイノイド」…… ヒトのために生まれ、ヒトのために働き、ヒトを想う彼らだが、実はプログラムされた機能を果たしているのみである。キカイにココロはあるのだろうか。ヒトにはココロがあるというのか。第17回手塚治虫文化賞「短編賞」を受賞した寓話的オムニバス、1年半ぶりの新刊リリース!!

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スペシャルレビュー

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機械仕掛けの愛

私はお涙頂戴みたいな漫画は、本当は嫌なのだ。だがロボットが主人公の本作は、ビッグコミックで一番涙腺がゆるむ。犬や幼児のように、ロボットは純真で、どんなにイジメられてもイジメられてもご主人様である人間を慕い、忠誠を尽くす。醜い人間への無限の信頼は、切ない。映画『道』のアンソニー・クインのように、喪って初めて人は、愛を知る。嫌だが大好きな作品だ。

書店員のレビュー

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将棋の対局で、コンピューターがプロ棋士に勝ったらしいですが、人工知能…AIはどこまで進歩し続けるのでしょうか。『機械仕掛けの愛』は、ロボットのAIが愛を持ったとしたら、というテーマで描かれた読みきり短編集です。『自虐の詩』で知られる業田良家の作品ですが、『自虐の詩』が後半から最終回に向かって圧倒的なカタルシスが押し寄せてくるのに対して、この『機械仕掛けの愛』はそれぞれの短編を読むごとに心が浄化されていくようです。いやあ、1話目からさっそく目頭を熱くさせられるわけですが、とりわけ好きな作品は「リックの思い出」という家事や子守をするロボット・リックの話です。不幸にして、リックが仕えていた親子二人は亡くなってしまいます。リックは自分がいなくなったら二人のことを思い出してくれる人もいなくなるから絶対に二人を忘れない、と天に誓います。やがて旧型ロボットとして何度も廃棄されそうになるのをリックは必死に抗います。メモリーに記録された思い出が消去されないようにです。そして、リックはロボットならではのAIの解決策を見いだすのですが、終盤に向けて涙なくして読めません。現実の未来にもこんなロボットたちが身の回りにいたら素敵だなあ、と感じる本です。連載と続巻がとても楽しみです。(2013/4/26)
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