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介子推

山霊がつかわした青年、長身清眉の介推は、棒術の名手となって人喰い虎を倒した。やがて、晋の公子重耳に仕え、人知れず、恐るべき暗殺者から守り抜くが、重耳の覇業が完成したとき、忽然と姿を消した。名君の心の悪虎を倒すために……。後に、中国全土の人々から敬愛され神となった介子推を描く、傑作長編。

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投稿日:2016年03月08日

読後の清涼感

個人的な評価ですが、日本歴史ならば司馬遼太郎さん、古代中国歴史なら宮城谷昌光さん、と思っています。

中国の春秋戦国時代、2番目の覇王「重耳(ちょうじ)」を援けた「介子推(かいしすい)」の物語です。

重耳は「晋(しん)」国の3番目の王子です。
晋国に政変が起こり、まだ力のなかった重耳は他国に落ち延びます。
その時に7人の臣下が従いました。
その一人が介子推です。

介子推を記した書物はあまり多くはないと思います。
1王の家臣に過ぎず、落ち延びたときは重耳は王ですらありませんでした。
記述が残っていたとしても、それは後に記された物であり、信憑性はそれほど高くないでしょう。
ですから、大分に脚色されているとみるべきです。

でも、これは歴史書ではありません。
小説です。
読み物として面白ければ、優れた小説と言えると思います。

難しい漢字は使われているものの、文章は非常に滑らかで読みやすいです。
また、言葉の使い方も計算されていて、意味を考えると「なるほど」と思わされます。

介子推を一言で表すならば、「清廉潔白」です。
この言葉は多用されて、今ではうさん臭さを感じさせる言葉ですが、
この小説を読めば本来の意味を思い出させてくれます。

読後の爽やかさは、他の歴史小説にはないものだと思います。
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