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忠臣蔵[上]

許せ。それは内匠頭が告げた訣別の呟きであった。殿中松の廊下、内匠頭は愛しい者や愛する古里すべてを備前長船一尺七寸の業物にかけて捨て去った。「上野介、待て!」――構想十余年、著者の忠臣蔵は絢爛たる人間蔵ドラマとして描かれた!

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