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ファンタスティック12(ダズン) (12) 怪物誌
  • 完結

怪物とは<反自然>の存在である。したがって自然の埓外とされた辺境の地には、多くの怪物たちが跋扈した。この研究を<遠方生息怪物学>と名づけるなら、他に二つの大きな流れが想定される。自然界の例外を研究する<畸型>、そして災害を予兆する存在としての<怪物学>である。本書には、16世紀のゲスナー『怪物誌』をはじめ、17世紀ヨンストンの『禽獣虫魚図譜、』18世紀のマイヤー『陸海川動物細密骨格図譜』、レチフ『南半休の発見』ほかヨーロッパの怪物図と、中国明代の邊景昭『百獣図』からの図像を収録した。【脳内パノラマとしての図像を探検する・ファンタスティック12の第12巻】

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電子書籍として先日蘇った『世界大博物図鑑』という膨大な資料を一人で作り上げた荒俣宏氏。その氏が自身のコレクションを編集した「脳内パノラマとしての図像を探検する『ファンタスティック12』」。僕のおすすめは第4巻『民族博覧会』。

冒頭にはこうあります。「わたしたちがなぜ異民族に関心をもつか、といえば、それは、文化的にも民族的にも遠く離れた人々との対面がもたらす<新たな啓示>を期待するからにちがいない。」。これはどれだけ時代が変わってもなくなることのない「新奇なるもの」への憧れという人の本能なんじゃないでしょうか。16世紀~17世紀、まだほとんどの人が異文化圏を知らない西欧で、名前も知らないような異民族文化をなんとか紹介しようとした図像の数々。特徴をしっかり伝えようという思いや異文化へのとまどいなどに思いを馳せながら見ていると本当に飽きません。当時の西欧人の<新たな啓示>への欲求を強く感じることでしょう。これらの出典元は300年前の旅行(冒険?)ガイドブックのようなものだったのかもしれませんね。
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