【割引版】日本語を使う日々

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日本人よ。使え、そして、読め、日本語を!日本人だから当たり前のことなのに、あえて“意識的に”、日々、日本語を使い続けた人気漫画家・吉田戦車(日本でイチバン日本語を使う漫画家?)の、なんでもない日常生活のひとこま(4コマ・・・ではなく)。あの日本最大にして至高の国語辞典『日本国語大辞典』編集部から発信するニューウェーブ日本語論には賛否両論(?)web日本語で3年にわたって連載されたエッセイ『日本語を使う日々』(全36話)に加えて、新たに書き下ろし1編も収録。※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

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日本人よ。使え、そして、読め、日本語を!日本人だから当たり前のことなのに、あえて“意識的に”、日々、日本語を使い続けた人気漫画家・吉田戦車(日本でイチバン日本語を使う漫画家?)の、なんでもない日常生活のひとこま(4コマ・・・ではなく)。あの日本最大にして至高の国語辞典『日本国語大辞典』編集部から発信するニューウェーブ日本語論には賛否両論(?)web日本語で3年にわたって連載されたエッセイ『日本語を使う日々』(全36話)に加えて、新たに書き下ろし1編も収録。※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

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書店員のレビュー

小学館の国語編集部のスタッフたちが自ら運営しているサイト「Web日本語」に、不条理ギャグマンガの奇才・吉田戦車がコラムを連載した。その「日本語を使う日々」第1回(2009年8月17日)から第36回(2011年1月27日)までの全編をまとめた同名書を電子化したのが、今回紹介する本です。辞典編集者が運営するサイトの連載、しかも「日本語を使う日々」とあるので、「日本語」をめぐって、なんだか面倒な議論が展開されるのではないかと警戒したり、不安を感じたりする人もいるかもしれませんが、それは杞憂です。考えてみれば、吉田戦車は岩手県生まれの日本人で、フツーに使っている言語は日本語なのですから、「日本語を使う日々」とはそのまま、日本人のフツーの暮らし、当たり前の日常生活以外のなにものでもないはず、です。そんなごく当たり前の日常のなかで、不条理漫画の旗手のアンテナにひっかかり、その琴線にふれた「日本語」――言葉や言い回しについて気ままに考えをめぐらせるという、きわめてゆるい生活雑記といえる本となっています。加えて絵を描くのが本業の漫画家の著作ですから、エッセイ内容を絵的に表現したイラストも多数収録されていて、楽しめます。前置きはこれくらいにして、気ままな、そしてゆるいんだけれど、実は社会の深層を的確に撃ってみせるという、技ありエッセイのひとつを紹介しましょう。「しょっぴかれて、春」という、ドキドキものの見出し――。〈声をかけられた。若いほうのおまわりさんだ。何かを丁寧に話しかけられているが「え? オレ? 何?」というとまどいに、しばらく内容を把握できない。「・・・・・・こういうですね、カバンを持った方に、中身をお聞きしてるんですよ。何かあぶないものというか・・・・・・」ピンときた。(中略)数年前から、登山、スキー用に買った小さい多機能ナイフを、ごくあたりまえのつもりでキーホルダーとして持ち歩いていた。刃渡り二・五センチ程度のナイフ、ハサミ、爪やすり、ツマヨウジ、毛抜きがついたその愛らしいツールが、場合によっては軽犯罪法違反の対象になるということなど、まったく知らなかった。(中略)「あー、これのことですか」苦笑しながら、ポケットから鍵をとりだした。おまわりさんの目が、軽く「すわった」ように見えた。「目が据(す)わる」というのは「酔いや怒りのために眼球が動かなくなる」ことだそうで、言われてみれば確かにそうだよなあ、なのだが、警察官の正義の目もまたすわることがあるのである〉その若いおまわりさんは「・・・ビンゴ」などと思ったにちがいないと悔しがる吉田戦車ですが、とにかくおまわりさんはナイフを手にとって、あちこちを調べる。通行人は多く、道行くたくさんの目が向けられてきます。〈自分の身に何が起こったか、ようやくわかってきた私の体に汗がにじんだ〉そう、不法な「凶器」を所持している不審者ということで職務質問をうけているわけですから、冷や汗も出てこようというものです。こういうものを無目的に所持していてはいけないのです、といった説明に続けて「今日はこれからどちらへ?」「お仕事ですか? お休みですか?」「調書をとらなければならないんですよ、時間はありますか?」と立て続けに質問を浴びせてきます。吉田戦車は意をけっして、「ナイフはあずけるから、後日うかがうということではいけませんか?」と切り返したら、それなら交番で手続きをということになって、結局、歩いて交番へ。その道すがら、住所、本籍、年齢、身長、体重、利(き)き腕、足のサイズ、購入場所、仕事・・・細かい質問が続く始末。そして書類手続きを終えて「娑婆(しゃば)に戻った」気分で交番を出た吉田戦車の背中におまわりさんの声。〈あさっては、なるべく今日と同じかっこうで・・・・・・ 今日の状況を写真に撮りたいので、シャツとかはけっこうですから、ジーンズとよれよれの上着と、そしてザックは同じものでお願いします〉「よれよれの」はウソとしてはいますが、いずれにしても私服を具体的に指示されるということの非日常感にめまいがするような気がしたと、吉田戦車は書いています。ちなみに吉田戦車は「しょっぴく」をちゃんと調べていて〈しょっぴくは、「そびく」から来ており「強くひっぱる、無理に連れていく」という意味が、警察沙汰関係の言葉として定着したもののようだ〉と説明しています。「日本語」エッセイとして押さえるべきところはちゃんと押さえているところにも注目です。とまれ連載中は、子どもが生まれ、引っ越しもありました。変化に富んだ日々で、妻の伊藤理佐(漫画家)もちょくちょく顔を出します。吉田家の1年半の生活日記の趣もあり、二人のファンには特に必読です。(2013/3/29)
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