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剛球少女 (8) 甲子園に賭けた夢
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茅ヶ崎工芸高校にコールド勝ちで勝利を収めた港湘野球部だったが、女子選手の公式戦出場に関して、高野連で審議委員会が開かれることになった。麻生遥(あそう・はるか)は、キャプテンの一平(いっぺい)とともに、砂浜で投げ込みを行いながらその結果を待つ。そして、日本中のマスコミが注目するなか、大会参加資格の一文“その学校に在学する男子生徒”が外される、歴史的な審判が下されようとしていた……。感動のスポーツドラマ、ついに完結。はたして、遙の夢の行方は――!!

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マラソンやレスリング、サッカー…いちいち例を挙げきれないくらい、なでしこが活躍するスポーツが増えています。そんな中で、高校野球の甲子園は女子のチャレンジが認められていません。日本高等学校野球連盟…いわゆる高野連の公式戦の大会参加者資格規定には、きちんと男子であることと明記してあります。大学野球もプロ野球もそんな規則は設けてません。『剛球少女 甲子園に賭けた夢』(原作:田中誠一 作画:千葉きよかず)の麻生遥は交通事故で亡くなった名投手の父親に憧れて、自らも甲子園のマウンドを目指そうという女子高生の物語です。タイトルに“剛球”と使われていますが、140キロを越えるような剛速球を投げるわけではありません。ちょっと野球が好きな人ならよく耳にする“生きた球”を武器に、甲子園を目指す名門野球部に入部します。当初は監督やチームメートからも女であることを理由に拒まれるのですが、その実力を見せ付けられて対応の仕方が変わってきます。練習試合で、強豪高校との激戦を経て、次第に世間も遥に注目して、実力があるのにどうして甲子園を目指してはいけないのかと騒ぎ始めます。やがて高野連も揺れ動き始めるのですが、遥は公式戦に出られるのかどうか、熱いクライマックスを満喫してください。現実の世界でも女子が甲子園を目指せる道があってもいいのに、と思わされました。(2013/5/10)
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