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剛球少女 (6) 甲子園に賭けた夢
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関東三高の好投手・佐伯(さえき)と、緊迫した投手戦を繰り広げる麻生遥(あそう・はるか)。決め球のナックルを武器に、相手打線を完全に抑え込む。そして、両校無得点のまま試合は終盤へ。悪天候のなか、1点を巡って激しい攻防が続く。相手のラフプレーで右足を負傷した遥が、最後のバッター佐伯に投じた決め球は……!はたして遥は初勝利を上げることができるのか!?

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マラソンやレスリング、サッカー…いちいち例を挙げきれないくらい、なでしこが活躍するスポーツが増えています。そんな中で、高校野球の甲子園は女子のチャレンジが認められていません。日本高等学校野球連盟…いわゆる高野連の公式戦の大会参加者資格規定には、きちんと男子であることと明記してあります。大学野球もプロ野球もそんな規則は設けてません。『剛球少女 甲子園に賭けた夢』(原作:田中誠一 作画:千葉きよかず)の麻生遥は交通事故で亡くなった名投手の父親に憧れて、自らも甲子園のマウンドを目指そうという女子高生の物語です。タイトルに“剛球”と使われていますが、140キロを越えるような剛速球を投げるわけではありません。ちょっと野球が好きな人ならよく耳にする“生きた球”を武器に、甲子園を目指す名門野球部に入部します。当初は監督やチームメートからも女であることを理由に拒まれるのですが、その実力を見せ付けられて対応の仕方が変わってきます。練習試合で、強豪高校との激戦を経て、次第に世間も遥に注目して、実力があるのにどうして甲子園を目指してはいけないのかと騒ぎ始めます。やがて高野連も揺れ動き始めるのですが、遥は公式戦に出られるのかどうか、熱いクライマックスを満喫してください。現実の世界でも女子が甲子園を目指せる道があってもいいのに、と思わされました。(2013/5/10)
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