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日本人の自伝27 小倉金之助 『数学者の回想』

科学の大衆化を主張し、マルクス主義者たちと交流しながら、主に民間の数学者として活動した小倉金之助。山形の回漕問屋の長男として生まれ、一時期は学問と家業の両立に苦しんだが、やがて「将来どうなっても構わん」と職業的数学者に専念することを決意。戦後は民主主義科学者協会会長を務めた。《数学者の回想》は、権力や権威をふりかざす者に断固とした態度をとり続けた著者の姿勢が感動を誘う自伝であり、平易な文章で綴られている。

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