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はれた日は学校をやすんで

「ねえおとうさん、どうして学校は毎日いかなきゃいけないの」…くり返し問い続けた思春期のころ。みんなと同じ制服、染めた髪、男の子、きれいな曲と…友達が忘れていったタバコとお酒…。色んなモノに心が動く。「…どうして学校は…」あなたは答えがだせましたか?表題作他、西原理恵子の自選作品集!

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思わず、表紙を見ただけで買ってしまいたくなる素敵なタイトルの本です。表題作『はれた日は学校をやすんで』を柱とした、西原理恵子の初期短編集です。小学校や中学校を舞台にした作品がほとんどですが、幼少の登場人物の目線で描かれているので、大ヒット作の『毎日かあさん』とはかなり印象が異なります。読み進めていると、 「大人」になって忘れてしまった、子供の頃の気持ちが蘇ってくるようです。大胆で繊細で純粋で残酷で…心の抑制がうまくできなかった、あの頃の想いがです。この本で特に印象に残ったシーンは、『はにゅうの夢』に登場するげんちゃんの家が焼けてしまった時のげんちゃんの表情です。西原作品の持ち味ともいうべきカットではないでしょうか。知らず知らずのうちに、心が浄化させられていく本なのです。(2011.5.29)
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