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経営に終わりはない
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ピラミッド型の会社組織にしない、自社独自の製品を作る、エキスパートを陽のあたる場所に出す、一企業の枠を超えて社会的責任を負う――戦後の混乱の中、天才技術者本田宗一郎とコンビを組み、経営を一手に引き受けて本田技研を世界的な企業にまで育て上げながらも、裏方に徹して表に出ることのなかった藤沢武夫が、自らの半生を振り返って書き記した経営理念。長引く不況、企業の不祥事が相次ぐ今だからこそ、経営とは何かを見つめなおすビジネスマン必読の書!

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世界最大の自動車メーカーGMが経営破綻し、国家管理下に置かれるという事態は「自動車の世紀」といわれた20世紀には考えられないことでした。その構造大変化の一翼を担った日本の自動車メーカーのひとつにホンダがあります。第2次世界大戦後に本田宗一郎によって起こされ、オートバイから初めて4輪車へと翼を拡げ世界的な自動車メーカーに成長するわけですが、この本の著者は「技術の本田宗一郎」に対して「経営の藤沢武夫」といわれた盟友です。藤沢がオートバイを商材としてアメリカに進出するときの話が八章「海のむこうへ」で紹介されています。藤沢はアジアでもなく、ヨーロッパでもなく、アメリカこそが主戦場だとの信念のもとに、しかも商社などを通じての輸出ではなく、あくまでも自前の販売網を構築するという姿勢を貫く。昭和34年(1959年)のことです。ロサンゼルスの15万ドルで店を買って(1ドル=360円の時代ですから、5400万円。当時のホンダにとってけっして簡単な投資ではなかったのではないか)、日本人3人を含む10人ほどで仕事を始めたのがアメリカ・ホンダのスタートだったそうです。それからちょうど半世紀、50年たってGMが破綻・・・・この激動の時代を矜持ををもって生き抜いた藤沢武夫の足跡、思考。先行き不透明ないまだからこそ、読んでもらいたい一冊です。(2009/6/19)
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